【ファッションはセンスではなく理論です】ビジネスカジュアルの考え方
2023年5月22日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(542日)
皆様の中にはビジネスカジュアルって普通のスーツみたいにセットじゃないからセンスがないと合わせるの大変だな〜とお考えの方はいらっしゃいませんか?
実はポイントさえ理解できれば色々なサイトのコーディネートを見なくても自分で簡単にコーディネートを作ることができます!
ファッション理論を徹底的に解説いたしますのでぜひ最後までご覧くださいませ。
この記事を監修した人 川田 時生 (オーダースーツSADA 名古屋駅前店) 名古屋駅前店の川田と申します。ファッションの大学を卒業後オーダースーツSADAに入社。ビジネスからカジュアルまで幅広く自信を持ってご提案させていただきます。💡 |
ビジネスカジュアルの立ち位置
どんな服でも基本的にはカジュアルかフォーマルに分けられます。
ではビジネスカジュアルはどこに位置するのでしょうか。
ビジネスの中では当然ビジネスカジュアルはカジュアルの立ち位置となります。
では次に日常着ではビジネスカジュアルはどの立ち位置になるのでしょうか?
みなさんも一緒に考えてみてください!
正解は日常着であればビジネスカジュアルはフォーマルな印象になります。
なので日常着でビジネスカジュアルの服装はカッチリしすぎな印象を与えてしまいます。
なのでビジネスカジュアルは仕事で着れる範囲のカジュアルスーツといった位置付けになります。
では次にビジネスカジュアルをオシャレに着る方法を解説していきます!
カジュアルとフォーマルのバランスが大事
全てのアイテムをカジュアルにしてしまっても子供っぽくなりますし、
全てをフォーマルにしてしまっては通常のビジネススーツになってしまいます。
ではどうすればオシャレにビジネスカジュアルを着こなすことができるのでしょうか。
柄・色・素材を意識する
ファッションを構成する3大要素の柄・色・素材にはそれぞれフォーマル度が存在します。
簡単な方法としては
通常のビジネスでは使わないアイテム(チノパン、ニット、ポロシャツ、デニム、ローファーetc…)はできるだけフォーマルになるように意識してください。
逆に通常のビジネスで使われるようなアイテム(ジャケット、スラックス、Yシャツ、ネクタイetc…)はカジュアルになるように意識してください。
柄
中間のストライプ(ネクタイであればレジメンタル)はビジネスっぽい印象になります。
色
原色に近づくほどカジュアルになり、
また無彩色は冠婚葬祭に使われるような色です。
またこちらの記事でも色に関して解説しているので合わせてご覧くださいませ。
素材
この表以外の化学繊維は配合量が多いと安っぽく見えてしまいます。
できるだけ天然繊維の配合率が高いものを選びましょう。
上記で紹介した合わせ方以外にも合わせ方はありますがイメージとしては
上の画像を参考にしてトータルコーディネートがカジュアル3、フォーマル7ぐらいの比率になるようにしましょう。
コーディネート例
ジャケットはビジネスで使われるアイテムですのでカジュアルにしてます。
色は中間のペールトーンですを
柄はカジュアルなチェックを
素材はコットン混紡のシワのある素材
を使用しています。
インナーはビジネスで使われないTシャツですのでフォーマルにしています。
色はフォーマルな白を
柄はフォーマルな無地を
素材はシワの少ない素材
を選んでいます。
ボトムスはビジネスで使われないジーパンですのでフォーマルにしています。
色は中間のダークトーンを
柄はフォーマルな無地を
素材はウォッシュ感は控えめなシワの少ない素材
を選んでいます。
コーディネート例2
ジャケットはビジネスで使われるアイテムですのでカジュアルにしています。
色は中間であるペールトーンを
柄はカジュアルなチェックを
素材はリネンとコットンのシワのある素材
を使用しています。
インナーはビジネスでは使われないポロシャツですのでフォーマルにしています。
色はフォーマルである黒を
柄はフォーマルな無地を
素材はあまりシワが出ない素材
で選んでいます。
ボトムスはビジネスでは使われないチノパンなのでフォーマルにしています。
色は中間のダークトーンを
柄はフォーマルな無地を
素材はあまりシワが出ない素材
で選んでいます。
まとめ
今回解説した合わせ方の理論は日常着でも同様に考えることができます。
ファッションはセンスではなく理論的に考えることができることを理解いただけたと思います。
その他分からないことや疑問点があればスタッフまでお気軽にお尋ねくださいませ!