スラックスの仕上げ方や長さには種類がある!裾上げ方法をマスターして上手に着こなそう
K・I様
2022年3月27日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(997日)
こんにちは!オーダースーツSADA名古屋駅前店です。
本日はお仕立ていただいたスーツのご紹介をいたします。
K・I様にご協力いただきました!
【 一 言 】
この度はご注文いただきありがとうございます。
グレーのストライプで落ち着いた雰囲気にプラスで、スリーピースでお仕立て
いただいたことによりグッと上品さが増した素敵なスーツになりました。
タイトめなシルエットも非常にお似合いでございました。
撮影のご協力ありがとうございました。
またご来店を、心よりお待ちしております。
新型コロナウイルスの影響で店舗スタッフの人数を減らして営業しており
お待ちいただくお時間が出てしまう場合がございます。
お客様にはご不便をおかけしますが何卒ご理解ご協力を宜しくお願い致します。
オーダースーツSADAでは2021年3月13日(土)より、スーツの引き取りサービスを開始いたします。
海外でのリユース・リサイクルを通じて環境問題に貢献を目指します。
1着につき1枚の1,000円OFF券と交換いたします。(6ヶ月の有効期限がございます)
※1,000円OFF券はスーツ1着につき1枚のみ使用できます。1着に2枚はご利用いただけません。
詳しくは店頭にてお問い合わせください。
注意点
・パンツ単品・ベスト単品・ネクタイ・シャツ等のスーツ・ジャケット以外はお引き取り致しません。
・業者様や個人の大量持ち込みはお断りする場合がございます。
・引き渡し承諾書を記載いただく必要がございます。
さて今回、お客様には裾がダブルのスラックスをお仕立てさせていただきました。
裾には仕上げ方や長さによって種類があるのはご存じですか?
知っているとスーツコーデの幅を広げたり、よりTPOに合った着こなしができますよ。
ぜひこの記事を読んで、普段と違う「ダブル」裾のスラックスにもチャレンジしてみてくださいね!
スーツはスラックスの裾までこだわろう
スーツの裾は「適当に違和感のない程度に裾上げしておけばいい」と考えている方も多いでしょう。
スーツの裾が数センチ違うだけで、細くスタイリッシュな印象を与えたり、ダボダボしただらしない印象を与えてしまったりします。
見る人からすると、意外と裾ひとつで印象は大きく変わるものです。
裾の種類や裾の長さによる違いをマスターして、ベストな印象を与えられるようにコーデしましょう!
スラックスの裾の種類
スラックスの裾の種類は、仕上げ方によって以下の2つに分けられます。
・シングル
・ダブル
それぞれの特徴や与える印象について解説します。
シングル:足元がすっきり見える!フォーマル度高め
シングルはごく一般的な裾を折り返さないスタイルです。
比較的フォーマル度が高く、どんなシーンにでも対応できます。
足元がすっきり見えるので、ビジネスマンなど清潔感をアピールしたい人におすすめです。
また、既製品のビジネススーツの裾はほとんどシングルですね。
そのほか、冠婚葬祭・式典で着るタキシードや燕尾服にもシングルの裾が使われていることから、フォーマルなスタイルであるのは明らかです。
特に理由がなければ、シングルを選んでおけば間違いはないでしょう。
ダブル:オシャレな着こなしに!カジュアル度高め
ダブルは裾を約4㎝ほど折り返し、ホックで留めるか縫い付けるかしたスタイルです。
カジュアルでスポーティーな印象を与えるので、どちらかといえばビジネスシーンやフォーマルなシーンには不向きでしょう。
冠婚葬祭では着用OKのこともありますが、なるべくはシングルで統一した方が良いですね。
基本的にはプライベートやパーティーシーンなどに履くスラックスに取り入れるのがおすすめです。
「オシャレの一環」の側面が強いので気を付けてチョイスしましょう。
スラックスの裾の長さの種類
スラックスは裾の長さによっても分類されます。
スラックスの裾の長さの種類は以下の3つです。
・ノークッション
・ハーフクッション
・ワンクッション
裾の長さは、スラックスをウエストの腰骨に合わせ、ベルトを付けた時の位置で測るので注意してください。
それぞれの種類ごとに特徴を見ていきましょう。
ノークッション
ノークッションは裾が靴の甲に当たらない程度の長さです。
ソックスが微妙に見え隠れするので、スポーティーでカジュアルな印象を与えます。
ビジネスシーンやフォーマルなシーンではあまり取り入れられず、どちらかといえばプライベート・カジュアルでの着用が無難な裾の長さです。
ハーフクッション
ハーフクッションは裾が靴の甲の先に少しだけ当たり、若干たるみが生じるか、生じないかのギリギリの長さです。
靴下が見えないのでカジュアルな印象にはならず、ビジネスシーンやフォーマルなシーンでも着用OKでしょう。
比較的細身のスッキリした印象を与えられ、細いスラックス・太いスラックスどちらでもおすすめです。
汎用性が高いので、どんなスタイルにも使える裾の長さです。
ワンクッション
ワンクッションは裾が靴の甲の部分に当たり、1つだけ折り目ができる程度の長さです。
靴下は全く見えず、ゆったりとした足の長いシルエットに見えます。
ハーフクッション同様、ビジネスシーンでもフォーマルなシーンでも着用して差し支えありません。
ゆったりとしているので、重厚なイメージを受ける方もいます。
ここぞと決めたいビジネスシーンで落ち着いた印象を与えたい時にもおすすめです。
スラックスの正しい選び方
スラックスの裾の長さや種類は、スラックスの太さと着用シーンから選ぶのがおすすめです。
太さ・シーン別に解説していきます。
スラックスの太さから選ぶ場合
太めのスラックス、細めのスラックスに分けておすすめの裾の長さを見ていきましょう。
太めのスラックスの裾
太めのスラックスの裾の長さはワンクッションがおすすめです。
太いスラックスは裾が長めの方がバランスよく見えます。
短いほどだらしない印象を与えてしまうので注意が必要です。
特に横や後ろから見たときのシルエットにかなり違和感が生じます。
ハーフクッションの長さがギリギリのラインで、それ以上短くするのはおすすめしません。
細めのスラックスの裾
細めのスラックスの裾の長さはノークッションがおすすめです。
細いパンツで長めの裾をチョイスしてしまうと、靴の部分のたるみが目立ってしまいだらしない印象になります。
せっかくの細身のシルエットが台無しになってしまうので注意しましょう。
かといって短すぎて靴下が見えてしまうのも、カジュアルな装いになってしまいます。
ノークッションとハーフクッションの間でちょうどよく合わせるのがポイントです。
スラックスの着用シーンから選ぶ場合
フォーマル・ビジネス・カジュアルの3つに分けて、シーン別のおすすめの裾の種類・長さを見ていきましょう。
フォーマルなシーン:シングルが基本
フォーマルなシーンでは裾はシングルが基本です。
とはいえ結婚式の二次会など、少し崩してもいいシーンではダブルを選択してもOKでしょう。
最近では挙式や披露宴の段階からダブルでも問題ない場合はありますが、事前に確認しておいた方が良いですね。
ビジネスシーン:シングルが基本、ダブルがOKなオフィスも
ビジネスシーンでも裾はシングルが基本です。
どうしてもダブルはカジュアルな印象を与えてしまうので、誰かに不快に思われるリスクは避けられません。
特にお客さん先に行く営業職の方などは必ずシングルで統一した方が良いでしょう。
近年少しずつ浸透してきている「オフィスカジュアル」の場合は、基本的にダブルを選択しても差し支えありません。
オフィスの雰囲気を見て判断しましょう。
カジュアルなシーン
カジュアルなシーンでは裾はなんでもOKです。
お堅くないパーティーなどはダブルのスラックスを履くチャンスですので、ぜひ積極的に取り入れていきましょう。
自分でできるスラックスの裾上げ法
スラックスは、意外と簡単に自分でも裾上げができます。
主な方法は以下の3つです。
- 裾上げテープを使う
- 手縫いする
- 裾上げ専用の接着剤を使う
いずれも簡単にできますが、接着剤などは失敗すると取り返しのつかないことになる可能性があります。
確かに自分でやればコストは抑えられますが、購入店なら数百円~千円程度の低料金でやってくれるでしょう。
無理して自分でやらずに、お願いしてササっとやってもらった方が、損をするリスクがなくかえってお得かもしれません。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツSADAは、累計5,000,000点以上のスーツを仕立てているオーダースーツブランドです。
多くの著名人にも数多くスーツをお仕立てした信頼と実績があります。
オーダースーツSADAでは、初回お試し19,800円(税込21,780円:2022年10月現在)の低価格からスーツのお仕立てが可能です。
もちろん、スラックスはシングルダブルどちらの裾のスタイルにも対応しています。
「どちらが良いか分からない・・・」という方も、スタイリストにご相談頂ければ的確にアドバイスいたしますよ!
ぜひオーダースーツSADAへ、ご来店予約をお待ちしております。
シングル2つ釦 センターベント
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