フジロック最終日 PART3
2022年8月1日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(840日)
その後ホワイトステージに着いたわたくしスーツ番長は、今年のフジロックの中でも特に楽しみにしていたBLACK COUNTRY NEW ROADの登場を今か今かと待っていました。
やがて、出囃子がかかり、メンバーが袖から登場したのですが、何故かその時の曲が前夜素晴らしい演奏を見せてくれたJACK WHITEのかつてのバンドTHE WHITE STRIPESのSEVEN MATION ARMYだったのです(もちろん前夜も演奏されてました)。
これにはオーディエンスからも思わず笑いが漏れていました。
ステージを見て最初に思ったのは「機材少なっ!」
アンプの数も少なく、凄くスッキリしたステージ上の光景はさながら、小さなライヴハウスで演奏するアマチュアバンド並み?
それと、微笑ましかったのは、メンバー全員がフジロックのTシャツを着ていた事。
最近、中心メンバーの1人が病気の為バンドを離脱する事になったそうで、それに合わせてセットリストがガラッと変わり、未発表曲ばかりの編成になり、少し肩透かしを食った印象でしたが、素朴でミニマムな実に不思議な雰囲気のギグでした。
恐らくバンマスと思しきベーシストの女性が最後の曲が終わった後に涙を浮かべていたのが印象的でした。
相当な重圧の中で演奏していたのでしょうね。
続いて、ホワイトに居座り次のSUPERORGANISMを観ました(ここからスケジュールが超タイトになります)。
オロノがころころしていて可愛かったです。
ずっと英語でしゃべっていたのですが、突然「水飲んだ?」と流暢な日本語で言ったので、あぁ、そう言えば日本人だったなと思い出した次第です。
30分くらい踊り明かした後抜け出して、次に向かうはグリーンステージ。
お目当てはTOM MICSH。
少し時間に余裕があったので、オアシスに寄って晩飯を調達して、グリーンに朝から設置していた背もたれ付き椅子に座って食しました。
ジビエカレーにビール♪
美味しかったですが、欧風カレーなので本当ならビールよりも赤ワインと一緒に頂きたかったですね。
私の前に並んでいた女性がジビエカレーと日本酒を頼んでましたが、絶対にカレーに日本酒は合いませんから!
そして、肝心のTOM MICSHですが、とにかく素晴らしいの一言でした!
さすが、ERIC CRAPTONが絶賛するだけの事はあります。
TOM MICSHがERIC CRAPTONなら、前夜のJACK WHITEはさしずめJIMMY PAGEってところですかね?(約10年前に観た映画GET LOUDでのJACKとJIMMYとU2のEDGEの共演を思い出します)
非の打ち所がない完璧なショーでしたが、強いて言えば、バーボンかスコッチを飲みながら観れたらもっと良かった(今年のフジロックは場内での酒の販売は復活しましたが、酒の持ち込みは禁止だったのが残念でした)。
TOM MICSHのギターに酔い痴れた後、大至急で向かったのはお隣のレッドマーキー。
お目当てはMOGWAI。
レッドマーキーに入ろうとすると、入場規制がかかっていたようで外に人が溢れ出している状態。
仕方なしに、人垣の向こう側から目を凝らして観ていました。
十分素晴らしかったのですが、やはりもっと前に行って轟音のシャワーに身を委ねたかった!(MOGWAIにレッドマーキーはさすがに小さ過ぎでしょ!)
MOGWAIが終わると、またまた大急ぎでグリーンにとって返し、ヘッドライナーのHALSEYを観ました。
当初はホワイトのヘッドライナーのMURA MASAを観るつもりでしたが、やはり疲れには勝てず(最終日なので特に)、そのまま椅子に座ってグッタリとHALSEYを観ていました。
HALSEYはシンガー兼女優で、私は全く彼女を知らなかったのですが、そこはヘッドライナーだけあってさすがに歌唱力は抜群でした♪
音と背景の映像の相乗効果が肝な辺りは、3年前のSIAに似てますね。
SIA同様、HALSEYも音源ではなくライヴ映像で観ないと真価がわからないタイプですね。
終盤は疲れと背もたれ付き椅子の心地良さで少しうとうとしてしまったのは内緒です(^^)
これにて、わたくしスーツ番長のフジロック2022は終了!
本当は、この後イエロークリフの富士映劇でOASISのKNEBWORTH1996を観る予定でしたが、もう体力が限界に近付いていたのでパス(映画館で一度観てるし)。
また来年もここに元気に帰ってくるぞ!
因みに、この日の歩数は16461歩!
この日は8組のアクトを観ました!
良く頑張った方ですね♪
名残惜しいですが、これでフジロック2022のレポートも終了!
ここまで着いてきてくれた皆様、ありがとうございました♪
また来年のフジロックレポートをお楽しみに!
それでは、スタジオにマイクをお返しします。