DERBY勝利!
2022年5月1日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(938日)
セリエA第35節 サンプドリア 1-0 ジェノア
遂に、今シーズンのセリエAも残すところ、あと4節。
そんな最終盤に運命のデルビー・デッラ・ランテルナ(ジェノヴァダービー)。
しかも、ここまで我がサンプドリアが勝ち点30で16位で、糞ジェノアが勝ち点25で降格圏内の19位と、どちらにとっても負けられない一戦。
特に糞ジェノアにとっては、負けたらセリエB降格が現実味を帯びてくるので、余計に負けられない試合。
試合は、立ち上がり早々我がサンプドリアが決定機を迎えるものの、相手ゴール前に走り込んだコンティがクロスに合わせ損ない、シュートは枠をそれていきました。
その後もサンプドリアが優位に試合を運びますが、一進一退の状況が続き、試合がダレ出した前半25分にいきなり試合が動きました!
左からのアウジェッロのクロスをサビリが相手DF鼻先でスライディングで合わせて見事に先制ゴールを決めてくれました♪
その後、前半終了近くにまたしてもサビリに絶好機がありましたが、フリーで放ったヘッディングシュートは相手GKの真正面に飛び、弾かれてしまいました。
後半になって、度々相手選手にゴール近くでフリーでシュートを打たれますが、悉く外れてくれて助かりました(それも惜しくも外れたとか言うレベルではなく、大きく枠を外れたシュートばかり!)
この辺り、相手が糞ジェノアの選手で助かりましたが、まともなチームが相手だったら大量失点していたかもしれません。
改めて、糞ジェノア ヘボチームでありがとう!
そんなヘボチームに苦戦している我がサンプドリアも相当重症ですが・・・
そして、1-0でサンプドリア1点リードのまま、6分の後半ロスタイムに突入。
そして、ここでドラマがありました!
ロスタイムが3分を過ぎた辺りで、糞ジェノアが最後の総攻撃に出ます。
そして、ペナルティエリアに侵入した選手に絶好のクロスが入り、放たれたシュートが並走していたフェッラーリの足に当たった後に手をかすめ、VARの結果PKを宣告されてしまいました。
相手のキッカーは糞ジェノアの精神的支柱のクリッシト。
彼の左足から放たれたシュートはゴールの向かって左側に飛びますが、しっかりと読んでいたアウデーロが右に飛んで見事にシュートを弾き飛ばしました!
この時、わたくしスーツ番長の脳裏には一瞬既視感が・・・
そうです!
この間の大宮vs群馬の試合で、南が岩上のPKをストップしたのとコースもセービングの姿も何から何までそっくりな状況だったのです!
試合は結局このまま1-0で終了!
我がサンプドリアは貴重な貴重な勝ち点3をGET!
一方の糞ジェノアにとってはまさに痛恨の敗戦。
これで、来シーズンのデルビー・デッラ・ランテルナはなしになりそうですね!
因みに、試合終了後PKを失敗したクリッシトは敗戦の責任を一人で背負い込んだかのように涙に暮れていましたが、そこにPKを止めたアウデーロが歩み寄り頭にキスをして慰めていました。
そう言えば、先日の大宮vs群馬の試合でも、試合後にPKを失敗し敗戦の遠因を作ってしまった岩上が泣き崩れていたそうです。
ただでさえ、PKは決めて当然というプレッシャーがあるのに、あんな試合終盤の、しかも負ければセリエB降格が現実味を帯びてくるというもの凄い重圧の中でPKを蹴らなければいけない選手も大変ですな・・・
それにしても、PKを止めたアウデーロはあっぱれでした!
元々、アウデーロは良いキーパーですがPKストップが苦手なところがあっただけに、あんな重圧のかかる場面で見事にPKを止めてくれたのは素晴らしかった!
これで、我がサンプドリアのセリエA残留の可能性がかなり高まり、逆に糞ジェノアのセリエB降格の可能性が高くなってきましたね♪
会心の勝利には程遠く、課題の残る試合でしたが、デルビーは勝てばいいんです!
特に今回は、勝つと負けるでは天と地ほどの差があります。
残り3試合。
我がサンプドリアはアウェイのラツィオ戦、ホームのヴィオラ戦、アウェイのインテル戦と、難敵との戦いが続きます。
それだけに、今日の試合を勝ち切ったのは本当に大きかった!
出来れば、残り3試合のうち1試合で良いから勝って、残留を確定させましょう。
FORZA! SAMPDORIA
GENOA MERDA!