価値あるドロー
2021年8月10日当時のものです。
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(1196日)
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J2第24節 新潟 2-2 大宮
オリンピックも終わり、中断していたJリーグも再開され、我が大宮アルディージャは昨日上位の新潟とアウェイで対戦しました。
新加入の河田、南両選手が揃って先発。
試合は序盤から圧倒的新潟ペース。
33分に先制を許し、その後もペースを握れないまま前半終了。
因みに、前半のシュート数は新潟10に対して大宮は1。
ポゼッション率も新潟67%、大宮33%。
霜田監督は後半からイバを、更に柴山、中野、幹敏を投入して攻撃のテコ入れを図ります。
後半7分には、南がPKをストップし、そのこぼれ球が南の頭上を越えてゴールイン寸前のところを西村が見事にクリア!
南と西村のビッグプレイで流れが大宮に傾き始めます。
すると、途中投入の柴山が相手からボールを奪取してドリブルで持ち込みペナ内にパス。
それをピッチに入ったばかりの中野が鮮やかに蹴り込みました。
押されっぱなしの大宮がワンチャンスを活かして同点に追い付きます。
その後は、新潟の波状攻撃を大宮が全員良く集中して跳ね返す展開が続き、試合は後半ロスタイムに。
ここでドラマがありました。
6分と表示されたロスタイムが残り2分あまりになったところで新潟に決定的なゴールを決められてしまいます。
残り時間はあと僅か。
今までの大宮だったら、間違いなく全員が諦めたでしょう。
でも、霜田監督就任後の大宮は全く別のチームに変貌していました。
キックオフのボールを後ろに戻して、コウモが前線にロングフィード。
これを西村が相手に競り勝ち、ヘッドでペナ内に繋ぎ、それを中野がヘッドで戻して、走り込んだ西村がダイレクトシュート。
ボールは低い弾道でゴール右隅に突き刺さりました!
(殊勲の同点ゴールに、相手の得点を阻むスーパークリアと大活躍!)
あまりにもドラマチックな同点ゴールに、西村を中心に歓喜の輪が出来ましたが、それをよそに中野がボールを拾い上げて、試合再開の為ハーフウェイラインに1人走っていた姿が印象的でした。
彼は逆転勝利を諦めてなかったんですね。
今までの大宮の選手にはなかったメンタリティだと思います。
改めて、就任から短期間であの生温かったチームをここまでの闘う集団に変えてくれた霜田監督の手腕に敬意を表したいです。
間違いなく、チームは良くなってきています。
この勢いを継続して、ここから勝ち点を積み上げていきましょう!
どん底から這い上がれ!大宮