2018年フジロックの思い出♪ PART4
この記事の内容は、
2020年10月30日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1520日)
2020年10月30日当時のものです。
公開から4年以上経過しています。
(1520日)
いよいよ2018年のフジロックも最終日。
下腹部の痛みも収まらない中、この日も30分くらい時間をかけて着替えをして(右足を上げると痛みが増すので、着替え辛いのです)、11時くらいに宿を出ました。
足を引きずりながら歩く状況だったので、長距離移動は無理。
INTERACTIVO印の人力車?
陽気なカリプソでも聴きながらこの車に揺られて会場まで行きたかった(笑)
最終日なので皆さん少しお疲れモード?
痛みもMAX状態なので、椅子をグリーンに設置して、結局食事とトイレ以外はグリーンから一切動きませんでした。
この日の私の動き(見事に緑一色、役満です!)
まず、グリーンでSuchmosを観ました。
前年にサマソニでも彼等を観ています。
途中でヴォーカルの人が「We love football!」と言って演奏したのが、つい2週間ほど前までロシアで行われていたW杯のNHKの中継の際に使われた彼等の曲(タイトルは忘れました)
続いて、ANDERSON .PAAK & THE FREE NATIONALSを観ました。
そして、お次はJACK JOHNSON。
1曲も知らないのに充分に楽しめるというパラドックス。
理由は、演奏技術が素晴らしいのと、ギターやウクレレ、ピアノなど使われた楽器の音色がこれまた素晴らしい!
唯一の欠点は、やたらと酒が進む事くらいか(笑)
そして、次はいよいよ御大の登場です!
BOB DYLAN!
本来なら、ヘッドライナーなので21時くらいからの登場なのですが、ご高齢だからか?繰り上げて、19時からの登場で1時間半。
トリ前のVAMPIRE WEEKENDが21時20分頃から1時間10分となります。
そこそこ知ってる曲を演ってくれたのですが、アレンジやメロディを変え過ぎなので、途中まで何の曲なのか分からないという状態でした。
曲の中ほどで「デソレーション ロウ」とBOBが歌って初めて、今演ってる曲がdesolation rowだと分かるという状況でした(笑)
また、違う曲では、BOBが曲の中ほどで「ミスター ジョン」と歌って初めて、今演ってる曲がやせっぽちのブルースだと気がつく状況。
一番最後の曲も、BOBが最初に「how many roses・・・」と呟いてくれたおかげで、blowin’ in the windと分かりましたが、あれがなければ、これも途中まで何の曲か分からなかったでしょうね!
でも、いいんです!
ツァーで世界中を回って、元気に演奏している姿を我々に見せてくれればそれでOKなんです!
ただ、一つだけ残念だったのは、ずっとピアノを弾いていて(たまにマウスハープを吹いていた)、ついにギターを弾かなかった事。
2日前の韓国のチサンバレーロックフェスティバルでBOBが2曲ギターを弾いたらしいという情報が入り、フジロックでもと期待したら見事に肩透かし。
これもこの人らしくてアリかな?
なんて納得してしまいました。
意外と、これが見納めと思ったところが、またまた得意の肩透かしで、再来日してくれるかも?
そして、本来トリ前のVAMPIRE WEEKENDが登場です!
完璧な演奏、完璧なセットリスト、完璧なカヴァー曲選択。
どれをとっても完璧過ぎ!
全部知ってる曲って安心して楽しめるわ~
ロスタムがいない寂しさを感じさせない素晴らしいパフォーマンスでした!
最後には、特別ゲストとして、出たがり(笑)ハイムの3姉妹の真ん中が登場し、何とTHIN LIZZYの名曲THE BOYS ARE BACK IN TOWNを演ったのにはビックリ!
安心とサプライズが絶妙な配分でブレンドされており、計算され尽くした完璧なショーでした。
またフジロックに来てね~!
そんなこんなで、下腹部の痛みと戦いながらの3日間でしたが、それなりに楽しむ事が出来ました!
お蔭様で、一生忘れられないフジロックとなりました。
来年は体調万全で帰ってくるぞと心に誓いながら、足を引きずりつつ宿へと帰ったのでした。
2019年のフジロックの思い出は、また後日UPしますので、もうしばらくお待ちくださいね!