怒涛の3連勝！
2020年10月25日当時のものです。
公開から3年以上経過しています。
（1426日）
セリエA第5節 アタランタ １－３ サンプドリア
好調の我がサンプドリアがアウェイの地で、難敵中の難敵アタランタを下し3連勝を飾りました！
試合開始からホームのアタランタが押し込む展開が続きますが、サンプドリアが最初のワンチャンスをモノにしました。
前半13分に、カウンターからダムスゴールが抜け出し、左サイドを並走するFQ27ことクァリアレッラにパス。
FQ27はドリブルでペナ内に侵入し、キングカズばりのまたぎフェイントで相手DFを外し、ニアサイドをぶち抜く豪快なシュートを決めてサンプが先制！
さすが、FQ27 千両役者！
頼りになります。
その後、前半終了間際に相手のハンドでPKを得ますが、これをFQ27が珍しく失敗。
強シュートは相手GKに完全に読まれて弾き出されました。
ハーフタイムで2枚替えを敢行したアタランタが後半も開始早々から嵩にかかって攻めてきますが、サンプの選手は全員が高い集中力ではね返します。
そして、後半14分に歓喜の瞬間が訪れます。
相手ペナ手前でダムスゴールがカッサーノばりのダブルタッチで相手2人をかわしペナ内に侵入し、そこからのパス回しから最後はヤンクトが逆サイドに振ったクロスをトルスビーがダイビングヘッドでゴールに流し込み、サンプのリードは2点に広がりました。
その後、途中投入のサパタ（元サンプ）を中心に攻勢を強めるアタランタにPKを与えてしまい、それをサパタに決められ1点差に迫られます。
そのまま、怒涛の攻撃を繰り出すアタランタを必死の守備ではね返すサンプという試合展開が続いて、後半ロスタイムに最後のドラマが待っていました。
自陣深くで相手パスをカットしたヤンクトがアタランタ陣内に1人残っていた途中投入のケイタ・バルデにロングパスを通し走り出します。
ケイタ・バルデはドリブルで相手陣内深く侵入し、右サイドを走り込んできたヤンクトに絶妙のパス。
それをヤンクトが左足でダイレクトで蹴り込み、アタランタの息の根を止めるダメ押しゴールで試合を決めました！
これで、アウェイのヴィオラ、ホームのラツィオ、そしてアウェイのアタランタと難敵相手の3連戦を見事な3連勝で乗り切りました！
この3試合を通して、全員が良く集中して、混乱することなく相手の攻撃を跳ね返し続けていたのが印象的でした。
本当に、クラウディオ・ラニエッリ監督は「戦う集団」を創るのに長けた人だと痛感しました。
次はデルビー・デッラ・ランテルナ（ジェノヴァデルビー）
強いチームとの3連戦を終えて、急に弱小チーム（笑）ジェノアが相手になって、気が緩むのだけが心配ですが、デルビーなので大丈夫でしょう！
このまま、連勝街道を突っ走って行きましょう！
GRAZIE
RAGAZZI！
FORZA！
SAMPDORIA