R.I.P. WILKO
2022年11月24日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(724日)
元DR.FEELGOODのギタリストのWILKO JOHNSONが今月21日に亡くなったそうです。
享年75歳。
WILKOと言えば、わたくしスーツ番長はフジロックで2回、単独で3回生で観てます。
ポイチJAPANのドイツ戦の劇的勝利の喜びも吹っ飛びました。
早速、わたくしスーツ番長は喪に服し、今日からWILKO三昧の日々をスタートさせました。
WILKOがかつて在籍していたDR.FEELGOODは1970年代前半にデビューした英国のリズム&ブルースバンドで、パブロックにカテゴライズされるユニークなバンドでした。
特にユニークだったのは、彼らのコスチューム。
1960年代後半から1970年代にかけて活躍した多くのバンドが長髪に髭をたくわえジーンズでステージに立ちましたが、彼らはスーツに身を包み、比較的短めの髪型でステージに立ち、異彩を放っていました。
また、その当時特有の長い間奏、長尺の曲構成の真逆の彼らのソリッドな演奏スタイルが、後のパンクムーヴメントの火付け役となりました。
当時、WILKOは後のSEX PISTOLSのJOHNNY ROTTENや、THE CLASHのJOE STRUMMERからリスペクトされていました。
今ではこの様なシルエットのスーツを着ている方は少なくなりましたが、またいつ、この様なスーツが復活するかわかりません。
4~5年程前まで細身のスーツが流行っていた頃は、今の様な2タックのスラックスが流行り出すとは予想も出来ませんでしたから。
その時が来たら、このDVDを観て、シルエットを研究したいと思います。
それにしても、2013年に癌に罹って、余命10ヶ月と宣告された後に来日し(わたくしスーツ番長も観に行きました!)、その後も精力的にライヴをこなしていたWILKOが亡くなるとは!
WILKO
R.I.P.