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執念の勝利

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年10月24日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(423日)

J2第39節 藤枝 2-3 大宮

いやぁ〜、実に痺れる試合でしたね!

わたくしスーツ番長は仕事だったので、休憩中にDAZNで観戦。

0-2まで見届けて仕事に戻りました。

今までだったら、「もう負けた。逆転なんて無理!」と諦めていたでしょうが、この日は何故か違いました。

絶対に大宮が3-2で逆転勝ちする!

大宮が負ける訳がない!

根拠はないのですが、何故か確信めいたものが心にあった私は終始澄み切った心境で仕事をし、一段落してからスマホで試合結果を確認。

藤枝 2-3 大宮

の表示を見た瞬間、背中にゾワっとサブイボが出ました!

当然、家に帰ってからDAZNで試合開始から舐める様に観戦。

まず、前半21分にCKから失点。

更に後半13分に不運な形で失点し0-2になった時も、しかし誰一人として下を向く者はおらず、結果を知らなかったとしても何かやってくれそうな雰囲気は感じられました。

そして、後半18分に大宮ベンチが動いて、俊輝、室井、アンジェロッティに替えて、誠也、泉澤、トミーを投入。

これがハマりました!

5分後の後半23分、裏を抜け出した誠也に幹敏からスルーパスが通り、並走していた相手DFがGKにバックパスしようと足を伸ばしたところミートせず短くなり誠也への絶好のパスとなって、それを受けた誠也がGKとの1対1を冷静に制し相手ゴールに流し込んで1点差。

誠也は今シーズン3ゴール目!

更に後半36分に岡庭を下げて淳史を投入。

これもハマりました。

後半39分に右サイドの淳史が前方にロングパスを入れ、裏に抜け出した誠也が追い掛けると、並走していた(先程と同じ)DFの足が誠也の足に引っ掛かり誠也が転倒!

DOGSO(決定的得点機会の阻止)と判断した主審は迷わずレッドカードを提示。

相手の一発退場で数的優位になった大宮はその後怒涛の攻勢に転じます。

ロスタイム突入直前に、右サイドの茂木のクロスに相手DFに頭一つ競り勝った袴田がヘッドで合わせて相手ゴールのサイドネットに突き刺して遂に同点!

そして、5分のロスタイムが終わろうとしていた時に自陣左サイドから高柳が右前方にいた茂木に対角線上に低弾道のダイヤゴナルパスを送り、それを茂木がヘッドで中に折り返し、それをトミーがヘッドで叩きつけてワンバウンドした球を相手GKが何とか弾いてその球を相手DFがクリア!

と、思ったらその球がポストを直撃してゴール前でフリーでつめていた袴田の前へ。

その球を袴田が落ち着いてヘッドで叩き込んで遂に大宮が3-2と逆転!

もちろん、オフサイドではありません。

このあまりにも劇的なゴールが決まった時点で、時計の針は既に95分06秒。

5分のロスタイムをオーバーしており、文字通りラストプレイでした。

決勝ゴールが決まった瞬間のベンチの様子。

気持ちは良くわかります。

まぁ、こうなりますよね(笑)

ヒーローインタビューで、袴田が一瞬込み上げて言葉につまった時は、私も思わずもらい泣きでした!

大勢駆け付けた大宮サポーターと歓喜の「寝ても大宮」

この日現地で観戦した人は超ラッキーでしたね!

これで今シーズン初の4連勝を達成した大宮ですが、依然として苦しい状況なのは変わりません。

ビリ4〜6の山口、栃木、熊本が揃って勝ち点43で、大宮が勝ち点39。

残り3試合で勝ち点4差は厳しいですが、この試合でわかりました!

大宮は間違いなく残り試合全勝出来ますね!

確信を持ちました。

残り3試合の相手は、甲府、清水、東京Vと上位チームばかりですが、いずれも自動昇格、プレイオフ進出がかかったプレッシャーのかかるチーム状況です(もちろん、大宮も同様ですが)

残り3試合は言ってみれば、負けたら終わりの短期決戦。

プロ野球の日本シリーズでもそうですが、短期決戦で勝利するチームには必ずラッキーボーイがいます。

大宮のラッキーボーイはこの男!

この試合でも当たりまくりで、決定的ピンチを5回くらい防いだ我らの守護神志村滉。

更に、試合後の「寝ても大宮」の時にも相変わらず、コミカルなダンスをしてサポーターを沸かせていたお調子者!?

実際、志村がスタメンで出だしてから、この連勝は始まりました。

ムードメイカーのラッキーボーイ、志村滉が大活躍して(本来はGKが目立っていてはいけないのですが)、残り試合全勝して、大宮が奇跡のJ2残留を果たします!

信じてます!

オーダースーツSADAは、
スーツサプライヤーとして、大宮アルディージャを応援しています。