痛過ぎる敗戦
2023年10月30日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(384日)
J2第40節 大宮 0-2 甲府
ポゼッション率もシュート数も相手より上。
一見、大宮が押していたように映りますが、実際は完全に甲府の術中にハマった試合。
甲府は4日前の25日に中国でACLの試合を戦ったばかりで、コンディションに不安を抱えながらこの試合に臨みました。
一方の大宮は1週間しっかりと休養をとり、この試合に向けてバッチリ準備をしてきました。
往々にして、大宮はこの様な状況の時にまず負けます。
今回も残念ながら今迄のジンクスを覆せませんでした。
わたくしスーツ番長はこの日は休みを頂き、気合い充分でスタジアム入り。
試合前にパラっと雨が降りましたが、試合開始時には止んで一転晴れ渡り、絶好のフットボール日和。
甲府からもたくさんのサポーターが来場し超満員。
試合開始前に、カイケと甲府のクリスティアーノが親し気に会話してましたが、以前どこかでチームメイトだったのでしょうか?
試合が始まると、立ち上がりに甲府がラッシュをかけ、いきなり大宮の左サイドを破られクリスティアーノにポスト直撃弾を喰らいます。
でも、その後ゲームが落ち着くにつれ、大宮がペースを取り戻し攻勢に転じます。
何度か惜しいシーンがありましたが、最大のチャンスは甲府陣内で相手守備陣を崩し、高柳がどフリーでシュートを放ったシーン。
「決まった!」と座席から思わず立ち上がった私は、高柳のシュートが大きく枠を超え宇宙開発になった瞬間、頭を掻きむしって悔しがりました。
これが決まっていれば、全く違った試合展開になっていたでしょう。
結果、甲府の思惑にまんまとハマって前半を0-0で終える事に。
そして、大宮同様どうしても勝たなければいけない甲府は後半に勝負を賭けてきます。
ピーター・ウタカら中国で4日前に試合をした主力を投入してきます。
大宮の選手達も最後まで諦めず奮闘し続けましたが、甲府の2ゴールにあえなく沈み、痛恨の敗戦を喫しました。
これで大宮は、残り2試合で18〜20位の栃木、いわき、山口と勝ち点5差!
いよいよ、土俵際に追い詰められました。
まさに徳俵に足がかかった状態です。
大宮が残り2試合を連勝し、栃木、いわき、山口のいずれかが連敗しなければならない極めて苦しい状況です。
でも、逆にやる事がハッキリしているので、大宮が奇跡を起こす可能性は充分あると思います。
大宮 奇跡を起こせ!
試合後に、恒電社様のパーティーに出席し、そこで大宮の元選手で現スカウトの橋本早十氏にお会いし、たまたま着ていた彼の2009年のレプリカシャツにサインを頂きました!
左は随分前に貰った塚本泰史アンバサダーのサインで、右に橋本早十のサイン!
宝物です!
ありがとうございました!