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~スーツスタイルの移り変わり~

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年7月14日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(492日)

みなさまこんにちは!
オーダースーツSADAあべのHoop店です。

以前に、近年ではクラシックなスーツスタイルが再燃しているといったお話をさせていただきましたが、では年代ごとにどのようなスーツのシルエットが流行していたのか、今回はその辺りをお話させていただきたいと思います。

1980年代~

1980年代におけるスーツのシルエットは、一言でいえば「ビッグシルエット」に尽きます。
大人の余裕や包容力を表現したかのように大きめのサイズ感が優雅で良しとされた時代でした。
ジャケットの肩周りは厚く広いものの、肩パッドそのものは婦人服のそれと同様の柔らかいものを用いることで丸みを演出し、ジャケットの着丈も長く、パンツは2タックが基本で、股上も長い方が良しとされていました。サイズ感でいえば、本来のサイズよりも2サイズほど大きいものをふわっと羽織るように着ることが普通の時代でした。それは、イタリア発のいわゆる”ソフトスーツ”と呼ばれるものでした。

1990年代~

1990年代は、バブル崩壊の影響もあり、奇抜なデザインのDCブランドからシンプルな服が好まれるようにシフトしていきました。
スーツシルエットもそれまでのゆとりを多くとったものよりもやや細身のスーツシルエットが主流になります。とはいえ、まだ現代のスーツに比べると、上着には肩パットが入っていたり、肩幅もゆとりのあるシルエットが主流でした。

2000年代~

2000年代に突入すると、完全に細身のスーツスタイルが主流になります。
1980年代に流行ったソフトスーツは当然のこと、90年代のやや細身のスーツですら格好良くないと感じられるようになったのです。肩パッドは極薄、肩幅もきついくらいに感じられるような狭い肩幅、ジャケット丈・パンツ丈も短いものが格好良いという認識ですね。

いかがでしたでしょうか。

その時代によってどのようなスタイルが格好良いと思うかは変わり、それと共にその時代の”普通”も変わるものです。しかし一番は、時代にとらわれず、その人自身が好きなスタイルを貫くことだと考えています。

それではまた。

オーダースーツSADAあべのHoop店

※現在弊社はスーツご注文からお渡しまで40日~50日ほどいただいております。
お日にちをご確認の上、店舗までお越しくださいませ。