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スーツ各所のディテールについて
この記事の内容は、
2024年1月16日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(403日)
2024年1月16日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(403日)
みなさまこんにちは
オーダースーツSADA大阪心斎橋店でございます。
スーツのさまざまなディテール用語についてご説明したいと思います。
今回は、ジャケット編です!!
カラー・・・衿の上の部分。
ラペル・・・上衿に続く身頃の折り返しの部分。
ゴージライン・・・カラーとラペルを繋いでいる縫い目線。
前ボタン(フロントボタン)・・・ジャケットの前を留めるボタン。2つボタンや3つボタン(段返り、中掛け、上2つ掛け)などが一般的で、一番下のボタンはアンボタンマナーといい留めてはいけない。
ベント・・・裾に入った切れ目。真ん中にある切れ込みがセンターベント。両脇に切れ込みがあるのがサイドベント。
フラワーホール・・・ラペルに開けられている穴。主に社章を留める際に使われるが、名前の通り、花を挿し入れるのもお洒落。
切羽・・・セッパ。通常はボタン穴に見立てた飾り切羽がつきます。そして、実際にボタン穴を開ける本切羽という仕様もございます。
背抜き、総裏・・・裏地の付け方。背抜きは肩甲骨から下の部分の裏地が抜かれており、通気性が高くなり夏向きの仕立て。総裏は全面に裏地が縫いつけられ型崩れがしにくくなるのが特長。
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次回、スラックス編となりますのでお楽しみに!!(笑)
オーダースーツSADA大阪心斎橋店
※現在、お渡し日まで40~50日前後お時間をいただいております。ご着用日がある方は余裕を持ってご来店ください。
※採寸時は、実際にスーツを着用する時に近い服装でご来店いただきますと採寸がしやすくなります。ご協力いただけると幸いです。
※スーツのお修理をお持ちいただく際はクリーニングしてからお願いいたします。(汚れがついた状態で修理をして仕上げのプレスをしますと汚れが落ちなくなったり、臭いの原因となります。)