スーツスタイル
みなさまこんにちは
オーダースーツSADA大阪心斎橋店でございます。
スーツのスタイルとして代表的なものに、イタリアンスタイルとブリティッシュスタイルがあります。今回は二つのスタイルの違いをお話ししたいと思います。
ブリティッシュスタイル・・・イギリス生地はハリがあり、ずっしりとした質感が特徴です。
この生地を使用して仕立てられるブリティッシュスーツは、シャープで立体的、ストイックで威厳のある雰囲気になります。
生地自体に形を維持する強さがあるため、仕立てで理想的なシルエットを作ることが可能です。この点が構築的(実際のスタイルの上に新たなスタイルを構築する)と言われる理由です。
肩パットの入った精悍なショルダーライン、馬のたてがみを使う芯地でボリュームのある胸回り、ウエストの絞りは高め、チェンジポケットやスラントポケットなどの仕立ての効果で、全体的にスタイルアップします。
イタリアンスタイル・・・イタリアンスタイルは柔らかくしなやかなスタイルです。
イタリアの生地は、イギリス生地に比べて薄く、軽い点が特徴です。
生地の柔らかさを活用して仕立てられるイタリアンスタイルは、軽やかで自然な印象を与えます。スーツの内部に使用される副資材を極力省き、軽い着心地を重視している点も、ブリティッシュスーツとは対照的です。
胸元のポケットは、船底型にカーブさせたイタリア人らしい遊び心とデザインバランスを両立させたような仕立て。肩から、胸へかけてのなだらかなカーブと、少し低めにシェイプされたウエストなどが特徴です。
オーダースーツSADA大阪心斎橋店
※現在、お渡し日まで40日前後お時間をいただいております。ご着用日がある方は余裕を持ってご来店ください。
※採寸時は、実際にスーツを着用する時に近い服装でご来店いただきますと採寸がしやすくなります。ご協力いただけると幸いです。
※スーツのお修理をお持ちいただく際はクリーニングしてからお願いいたします。(汚れがついた状態で修理をして仕上げのプレスをしますと汚れが落ちなくなったり、臭いの原因となります。)