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ウール100%生地の特徴

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年4月19日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(609日)

こんにちは!

オーダースーツSADAセントシティ小倉店です(^^)/

今回は生地の特徴についてご紹介します(^^♪

最初はウール100%の生地について紹介します!!

ウールとは・・・?

ウールとは、主にメリノ種の羊から取れる毛のこといいます。羊にはメリノ種のほかにも、手芸用の毛糸に使われる「コリデール」、カーペット素材として人気の高い「ロムニー」など、いろいろな種類がありますが、世界の約50%のウール製品にはメリノ種の羊毛が使われています。ウールの主な原産国は、オーストラリア・中国・ニュージーランドで、日本で使われているウール製品も、ほぼすべてが海外からの輸入で補われています。また、羊毛以外にも「アルパカ」「カシミヤ」など、他の動物から取れる毛も、ウールの中に含まれます。ただし、羊毛以外はそれぞれの名前で表記されることが多いので、ウールと表記されているものはほとんどが羊毛となっています。

ウールの特徴

ウールは羊の種類、育った環境などによって風合いや特徴が変わりますが、特に「羊毛を糸にする工程」である紡績方法が大きく関係しています。ウール糸には、滑らかで光沢感がある「梳毛(そもう)糸」と、粗く素材本来の風合いが楽しめる「紡毛(ぼうもう糸」があり、肌触りや扱い方も異なります。そこで今回は、ウールの素材本来が持つ基本的な特徴のみをご紹介していきます。

特徴1:暖かくて保温性がある

ウールの一番の特徴といえば、やはり保温性の高さです。ウールは、繊維状で見ると「クランプ」と呼ばれる縮れた構造になっています。それらが複雑に絡み合い、繊維内に空気をふくむことで、暖かく熱を逃がしにくい構造になっています。また、ウールは熱が伝わりにくい素材なので、夏用衣類にも幅広く使われています。

特徴2:吸水性に優れている

ウールは水を弾く効果がありながら、吸湿性にも優れた素材虫食いのす。そのため、暖房の効いた室内でも蒸れにくく、汗をかいてもサラリと気持ちよく着ることができます。

プラスに撥水加工されている生地でお仕立てすると水により強い生地となります!

特徴3:伸縮性がある

ウールは繊維が縮れているので、素材自体に伸縮性があります。そのため、厚手のしっかりとした生地でも着やすいという特徴があります。

もともと伸縮性のある素材なのでプラスにストレッチ加工されている生地はより動きやすい生地となっております!

特徴4:シワになりにくい

ウールは弾力性に優れているので、シワになりにくく、型崩れもしにくい素材です。また、シワになってしまった場合も、スチームや霧吹きなどで水分をふくませると、元に戻る回復力の高さも兼ね備えています。

ポリエステル混紡の生地と比べるとシワになりやすいが、回復力が付いているためシワに悩むことも少なくなります!

特徴5:汚れが付きにくい

ウールの表面は、人の髪の毛と同じように薄い膜(エピキューティクル)で覆われているので、汚れがつきにくいのも特徴の一つです。また、ウールは油分を含んでいるので、撥水性があり、雨などの水溶性の汚れも弾いてくれます。

ウールにはこのような特徴があります!

スーツの生地は春夏・秋冬関係なくウールを使用している生地が豊富になっております(*’ω’*)

ブランドによっては羊から育てているブランドもあるので、その分お値段が高くなりますがオーダースーツSADAで取り扱っている生地は他社の製品と比べ、とてもお安くお仕立てする事が可能となっております(^^)/

生地の特徴を踏まえてお仕立て頂けると幸いです!(^^)!

次回、ポリエステル混紡の生地についてご紹介します(*^^*)

たくさんのご来店心よりお待ちしております(^O^)/