入学式に向けて買ったスーツ。リクルートスーツとしても活用できる?
H.K様
2022年3月9日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(985日)
大学入学時の入学式をきっかけに、「スーツ」を買う人は少なくないでしょう。これが人生で初めてというケースもあり、どのようなスーツが自分に合っているか分からないままスー選び、後悔してしまうこともあるようです。今回は、入学用と就活用のスーツの違い、タイミング別の選び方やサイズの測り方、かっこよくスーツを着こなすコツをご紹介します。
★お客様コレクション★
オーダースーツSADA
セントシティ小倉店
こんにちは。
今回お仕立て頂きましたお客様のスーツをご紹介いたします。
今回のお客様は入学式兼リクルート用でお仕立て頂きました。
サイズ感ばっちりでお客様も大変満足されていました。
今現在の納期で入学式・入社式に間に合わなかったお客様には
大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。
スーツのご購入を考えているお客様は2ヶ月ほど余裕を見て
お仕立てください。
H.K様。お忙しい中、撮影にご協力いただきましてありがとうございました。
またのご来店心よりお待ちしております。
入学式用のスーツはいつ買う?
入学式用のスーツは、どのタイミングで買えばいいのでしょうか?大学生協事業連合のアンケートによれば「大学入学直前」に買う人が60%で「大学合格後すぐ」買う人が22%と、約8割の人は2〜3月下旬に購入しています。
ですが3月下旬だと急いで買わなければならず、じっくりと自分に合うスーツを選ぶことができません。かといって、合格発表前にスーツを選ぶ時間を確保するのも難しいでしょう。そのため、店舗にあるものを購入する場合は3月上旬から探し始めるのがベストです。
より自分に合ったサイズやデザインにこだわって「オーダーする」という選択肢もあります。その場合は、3月だと予約が集中して間に合わない可能性もあります。余裕をもって早めに検討しはじめるのがおすすめです。
シーン別スーツの違いと選び方
自分に合ったスーツを慎重に選ぶことをおすすめする理由は、入学式用に買ったスーツはその後もさまざまな機会で着る可能性もあるためです。シーンによって適したスーツの特徴は異なるので、具体的な例をご紹介します。
入学式
大学や各種専門学校などの入学式は、スーツを着て参加するのが基本でしょう。入学のタイミングで初めてスーツを買う人も少なくありません。入学式用のスーツは「落ち着いた色味・カジュアルすぎない柄やデザイン・自分の体型に合ったもの」を選ぶのがおすすめです。
成人式
成人式には振袖や袴で参加する人もいますが、男女とも入学式用に買ったスーツでも問題ありません。「動きやすい」、「費用を抑えられる」、「準備が早く済む」などはスーツならではのメリットです。最近では「前撮りは振袖で撮影、式の当日はスーツで参加する」というように両方の服装を楽しむ人もいます。
就職活動
社会人になる前の就職活動で着るスーツは「リクルートスーツ」と呼ばれます。一般的な普スーツと違う点は「素材」と「色・デザイン」です。素材は、シワになりにくい化学繊維が使われています。デザインは無地で、女性の場合スカートでもズボンでも構いません。色は黒やネイビー、グレーなどが一般的です。入学用のスーツを選ぶ際にこの基準を満たすスーツを選んでいれば、就活用として新たにスーツを用意する手間はかかりません。
冠婚葬祭
冠婚葬祭など、急にフォーマルな場に出席する際に困るのも服装です。冠婚葬祭時も「スーツ」の出番です。結婚式などのお祝い事はもちろん、お葬式にも着用できます。お葬式の場合の色は「黒」以外だとマナー違反なほか、身なりにタブーがあるためあらかじめ確認しましょう。
以上の点を踏まえると、入学式用のスーツをより多くのシーンで使いたい場合には「黒色・自分の体型に合っている・シワになりにくい素材」がベストだといえます。
スーツを買うときのサイズの測り方
自分に似合うスーツを選ぶため、特に重要なのは「サイズがきちんと合っている」という点です。自分の適切なサイズを知るため、サイズを測る場所は以下のように分けられています。実際の店舗で測ってもらう場合、より細かな採寸が行われることもあるようです。
ジャケット
・首:首回りの太さ
・肩幅:肩先から肩先まで
・バスト:胸部の最も高い位置の水平周囲
・ウエスト:ウエストの一番くびれている部分の長さ(2倍にする)
・袖丈:肩先から袖先まで
・着丈:襟ぐりと肩線の合点から後身頃裾まで
スカート
・ウエスト:ベルトがつく場合、上端(2倍にする)/ゴムがつく場合、ゴムが縮んだ状態
・ヒップ:ベルトがつく場合、上端(2倍にする)/ゴムがつく場合、ゴムが縮んだ状態
・スカート丈:後中央ウエストベルトの縫い付けから裾まで
パンツ
・ウエスト:ベルトがつく場合、上端(2倍にする)/ゴムがつく場合はゴムが縮んだ状態
・ヒップ:ファスナーを閉じ、ヒップラインの両脇間を直線上に測る(2倍にする)
・股上:前ウエストの上端から股の十字になっている縫い目まで、直線上に測る
・股下:内股縫い目に沿って、裾まで直線上に測る
押さえておきたいレディーススーツのマナー
活躍の幅が広がるレディーススーツですが、着るときに押さえておきたい「マナー」があります。ここからは、特に大切なマナーをいくつかご紹介します。
ボタンの数と留め方
女性の場合、ボタンの数は明確には決まっていません。ボタンが2つのものは胸元が開きすぎないデザインなのでビジネスシーンに向いており、かつどんな場面でも使いやすいでしょう。また1つやホック留めのデザインであれば、よりカジュアルになります。ボタンで大切なのは「留め方」です。女性の場合、オフィスカジュアルな職場を除きボタンはすべて留めておくのがマナーです。
ジャケットの襟あり・襟なし
レディーススーツのジャケットには「襟あり」と「襟なし」に分かれます。「襟あり」はビジネスシーン、「襟なし」はオフィスカジュアルやセレモニーなど、少しカジュアルなシーン向きです。なお、フォーマルな場面やビジネスシーンでは、季節問わずジャケットを着ましょう。暑い季節であれば、七分袖のジャケットに切り替えるのもおすすめです。
インナーの色は「白」が無難
ビジネスシーンのスーツのインナーは、「白シャツ」が無難です。白以外は爽やかな「水色」、柔らかい雰囲気の「薄いピンク色」が使いやすいです。
スカート丈に注意
スカート丈の目安は「立っているとき膝が半分隠れる程度」かつ「座っているときに膝上10cm以内」です。丈が短すぎてしまうと肌の露出が多くなり、見た目にも好ましくありません。
更にスーツをお洒落に着るには?
自分の体型やサイズに合ったスーツを着ることは、スーツをお洒落に着こなすための第一歩です。ここからは、もうワンランク上のお洒落を目指すコツをお伝えします。
季節に合わせたインナーを選ぼう
場面や季節に合わせて選ぶのは、ジャケットの中に着る「インナー」も同じです。ビジネスシーンのインナーは「シャツ」が定番ですが、少しカジュアルな場面では「ブラウス」、シンプルな「カットソー」もおすすめです。服装に関して職場の厳しい規定がなければ、暑い時期にTシャツをあわせてみたり、寒い時期はカーディガンやニットを着ても良いでしょう。
ブラウスの襟や袖口は「スーツから出ない方が理想」
とくに決まったルールやマナーはありませんが、袖口はスーツから出ない長さが好まれます。袖丈が長いと、スーツを着ていてもだらしない印象を与えてしまったり、袖口が汚れやすくなってしまいます。目安として「手首がしっかり隠れるくらいの長さ」を意識しましょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
お洒落に着こなす「スーツ」の条件は、サイズ選びからマナーに至るまでさまざまです。そのため自分一人でスーツを選ぶのは容易ではなく、自分に合うサイズを見つけることすら難しいかもしれません。そんなときは、オーダースーツ専門店を利用してみてはいかがでしょうか。
「オーダースーツSADA」は「採寸の細かさ・豊富なデザイン」が魅力のオーダースーツ専門店です。一人ひとりに合ったオリジナルの型を作るので、肩の上がり具合や脚の開き方など微妙な体型の癖も分析・調整できます。生地やボタン、糸の色など細かく自分好みにカスタマイズできるのも特徴です。あなただけの「こだわり」が詰まったスーツが手に入るでしょう。
入学式をきっかけに買うスーツは、その後も使い続けるかもしれません。日々の生活と共に長く付き合うものだからこそ、自分に合ったサイズやデザインを選びたいところです。今回の内容を踏まえ、納得のいくスーツ選びを、ぜひ検討してみてください。
2ボタン シングルスーツ
生地素材 |
|
---|---|
裏地 | |
ボタン | |
オプションその他 | |
担当スタイリスト |