スーツの袖のデザイン【重ね釦編】
この記事の内容は、
2023年7月25日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(512日)
2023年7月25日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(512日)
こんにちは!オーダースーツSADA札幌駅前通店です(*´▽`*)
今回は、スーツを着られる方なら一度は気になったことがあるであろう『並べ釦』と『重ね釦』の違いについてご紹介致します!
スーツの袖に付いている釦。そもそもなぜ付いているのか皆さんはご存知でしょうか?
諸説ありますが、一説には『ナポレオンの時代のロシア遠征で、兵士が寒さに震え、鼻水を軍服の袖口で拭うのを見かねて、袖口に付けたこと』が始まりとも言われています。
結局のところ、袖に付いている釦自体にはあくまで「飾り」であり、機能性はありません。
そんな歴史的背景がある袖釦ですが、時代と共にデザインや装飾としての意味合いが強くなり、現在の袖釦が定着しているのです。
スーツの袖釦の歴史が分かったところで、さっそく本題へ!
『並べ釦』・・・常の既成スーツなどは釦を重ねることなく、横並びに付けた並べ釦仕様のこと。
※一般的なビジネススーツに多い。
『重ね釦』・・・袖に立体感を持たせることが出来るため、華やかな印象を与えることが出来ます。
付ける釦の色柄によっても雰囲気が変わる為、オーダーで仕立てる際にも人気のオプ ションです!
いかがでしたでしょうか?
細かなデザインの違いですが、オーダーでなければ楽しめない部分でもありますので、
ぜひご自身のスーツをお仕立てする際にお役立て下さい!(^^♪