体型別着こなしテクニック~細身体型編~
2023年10月24日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(390日)
こんにちは!オーダースーツSADA札幌駅前通店です(*´▽`*)
今回は、前編であるがっしり体型編に引き続き、「細身体型編」を紹介したいと思います。
細身体型の方もスーツ選びが難しいです。身体が薄く服との間に隙間ができてしまう方々は、構築的な服装であるスーツに、「着られている」ような雰囲気になってしまいがちです。
更には、その細身な体型から少し頼りなく思われてしまう事も...
そのような方々に向けて、前編のように、印象アップに繋がる小技をいくつか紹介していきたいと思います。(繰り返しになりますがサイズ感を合わせる事もすごく重要です!)
生地選び
①大きな柄が入っているものを選ぶ
大きく、はっきりした柄は身体を大きく見せることができます。ウインドウペンや幅の広いチョークストライプ等、大柄のものを身に纏いボリュームアップに繋げましょう。ビジネス等で柄が取り入れづらい際には、主張が控えめなストライプよりかは無地のモノがオススメ。
②明るめのトーンの色を選ぶ
前編とは対照に、暖色系や明るめのトーンの色といったような膨張色の、面積を大きく感じさせる効果(着膨れ)を使います。赤や黄色は派手になり普段使いが難しいですが、ベージュやライトグレーのような淡い色合いは馴染みやすく扱いやすいですよ。
写真:大柄×明るめのトーン
③ハリコシのある生地を選ぶ
細身体型の方々が軽く柔らかい生地でお仕立てした場合、身体の薄さがよりはっきり伝わってしまうかもしれません。ハリコシがしっかりあって重厚感のあるような生地感のモノの方が相性がよいかと思います。
デザイン選び
①しっかりした肩パッド・芯地
最近のスーツは軽やかな仕立になるように、肩パッドや芯地を薄くする、若しくは取り除いたモノが多くなってきています。しかし、細身体型の方は、華奢さをカバーするためにもシルエットの「立体感」を意識して、肩パッド・芯地がしっかりしたスーツを選びましょう。
②ダブルの裾上げ
ダブル仕様の裾上げにする事で、すらっと伸びた足元にボリュームを足し、重厚感のある印象にできます。
③ベストを付けたスリーピーススタイル
ベストを着ることで胸元に立体感がでます。また、スリーピーススタイルにすることでフォーマル感が増し、貫禄のある印象になります。
いかがでしたか?
これまで前・後編で、体型別に着こなしのテクニックをお話してきました。
当店では、がっしり体型の方も細身体型の方も、それぞれのポイントを踏まえご希望に沿った調整が出来、更にお一人お一人に合わせた楽しみ方が他にも御座います。
是非ご来店いただき、「自分だけの」一着をお仕立てしてみてはいかがでしょうか(^^♪