何が基準??背抜きと総裏の使い分け
この記事の内容は、
2023年3月17日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(611日)
2023年3月17日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(611日)
こんにちは!オーダースーツSADA新横浜店でございます!!
3月も中旬となり生地も秋冬物から春夏物へと入れ替わりましたが
生地が切り替わるにあたっても基本的にはサイズやもちろんデザインなどに関しても
変えない方が多い中で生地に合わせ一般的に変わるデザインというものがございます。
それが裏地の付き方です!!
一般的に既成のスーツで扱われるのが多いのが、背抜き・総裏の二つです
SADAではそれ以外にもより涼しく着て頂けるクロスバックという物や通気性を重視した盛夏仕立てや生地感を活かしたアンコン仕立てなどちょっと変わったものもございますが、基本的には背抜きと総裏が定番となっております。
実際にどんなものかというと
背抜きというのはジャケットの内側についている背中部分の裏地を一部抜いて作ったものを背抜きと言い、通気性が良くなるため基本的には春夏のスーツやジャケットに使われることが多いです。
逆に総裏は裏地を前面に着けたものになり背抜きに対して保温性が上がる為、秋冬のスーツやジャケットに使われることが多いです。ですが糸が細いものを使って作られたスーツに関しては型崩れをしないようにという意味で春夏のスーツに使われることもあります。
秋冬生地に関しても最近はクールビズまで着たいという方などは背抜きにされる方も増えております。
ただ背抜きにしたら春夏物に総裏にしたら秋冬物になるという物ではございませんので、お客様の選ばれる生地やディティールなどTPOに合わせてお選びいただくのがよろしいかとおもいます!!