抜け感ですっきりとして印象に
皆さまこんにちは、オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店でございます。
日に日に気温が高くなっており外を見てもジャケットを着ていない方が増えている印象があります。
ただお仕事柄どうしてもジャケットを脱げない・着なければいけないというお客様にお勧めするのが本切羽となります。本切羽・本開きというのはジャケットの袖口の釦部分における仕様となっております。
まずは通常の仕様である「開き見せ」についてです。
「開き見せ(あきみせ)」とは、袖口に釦ホールと釦はついているものの開閉することができない仕様で、飾りボタンだけが付いているものです。レディースの場合は釦ホールのつかない切羽無しが標準となってます。
それに対して「本切羽(ほんせっぱ)」とは、ジャケットの袖口にボタンホールがあり、開閉できる仕様のことで「本開き(ほんあき)」とも呼ばれます。
基本的にレディメイド(既製品)の多くは「開き見せ」となっており、買われる方に合わせて修理を前提として作っている為に修理の難しい本切羽は採用されていないケースが多いです。
逆にお客様の体に合わせて作るオーダースーツは修理想定をされていない事から本切羽にする事が出来ます。
本切羽は、イタリアならではのディテールとして人気があり、イタリアの雰囲気をさりげなく出したい方にオススメです。対して開き見せはイギリススーツに採用されます。
ただ最近ではオーダースーツと言えば本切羽というようなところでイタリア・ブリティッシュ問わずされる方も多くなっております
本切羽にし実際に釦を外すことで袖基に抜け感を出すことができるます。レディースでいたら実際にまくって頂いても良いですし、メンズに関してはまくる事は難しいですが印象としてもスッキリした印象を出せますのでお勧めです
せっかくのオーダーだからこだわりの仕様にしたいという方にもオススメです!!