スーツを長持ちさせる方法とは?スーツを傷める原因や適切なお手入れの知識を身につけよう!
2022年4月22日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(938日)
まずはオーダースーツSADAの新横浜プリンスペペ店にお越しいただいたお客様の素敵なオーダーメイドスーツをご紹介します。
今回、オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店にてスーツを作られたお客様は、S上下でのお仕立てを致しました。
生地感を活かすようなシンプルなお仕立てで、長く着て頂けるようにHG仕立てでの仕上がりとなっております。
品があり、スタイリッシュなスーツスタイルがとっても素敵です。
#毎日のお手入れ方法
時間をかけてオーダーで作ったスーツは、少しでも長持ちさせたいものです。ここでは毎日コツコツとこまめにできるおすすめのお手入れ方法を紹介します。
##お手入れ① ハンガーに掛ける
出先から帰ってきて疲れているところではありますが、すぐにスーツをハンガーに掛けて休ませましょう。その際、型崩れの原因となるため、ポケットの中身はすべて出しスーツに負担をかけないようにすることをおすすめします。スーツは着回すものです。1日着用したら最低でも2、3日休ませると、着用時についたシワを軽減させ傷むのを防ぐことができます。また、保管する場所としては、クローゼットの中ではなく、風通しがよく陰で干せるところがあれば最適です。スーツ自体が湿吸性が高い物が多いため、風通しの悪いところでは匂いがこもったりカビの原因となる汗や水分などを取ることができないので注意しましょう。
##お手入れ②ブラッシング
スーツは1日着ると、見た目では分かりにくいホコリや汚れがついています。汚れていないからとそのまま放置してしまうと、ホコリや汚れは繊維の隙間に詰まり、生地が傷んだり虫食いの原因となります。必ずスーツを着用した後はブラッシングしてホコリや汚れをしっかり落とすことを覚えておきましょう。また、ブラッシングには他にもメリットがあります。それはブラッシングすることにより、生地を整えて、毛玉の防止ができる点です。ブラッシングのポイントは、最初にジャケット全体を軽く叩くことです。この下準備をすることで、ホコリを浮かせ、ブラッシングの効果が高まります。上から下にブラシを大きく払うように動かし、ホコリや汚れが残らないように意識しましょう。忘れがちなのがポケットです。ポケットの中にもホコリは溜まるため、定期的にケットを裏返してホコリを取りましょう。スーツ用としておすすめのブラシは、ハリを持った天然の豚毛の大きめのブラシです。使いやすく、汚れを落としやすいので試してみてはいかがでしょうか。
##お手入れ③シワ取り
スーツのケアで悩むのが、着用しているとどうしてもついてしまう”シワ”ではないでしょうか。シワは、ホコリなどの汚れよりも目立つため、できたシワは、その日のうちにリセットするように心掛けましょう。スーツは復元力に優れているため、ハンガーに掛けて霧吹きをかけるだけでシワを取ることができます。霧吹きで湿気を与え、一晩自然乾燥すれば、シワはキレイに伸びます。特に肘や膝などはよく動かすため、シワもできやすい箇所です。念入りにケアすると翌日シワのない綺麗な状態で羽織ることができるでしょう。気になる方は、ハンディースチーマーやスチーム機能が付いているアイロンを使うのもオススメです。
#緊急事態!汚れ別のお手入れ方法
ここでは出先で汚れてしまったシミやにおいのお手入れについて、ご紹介していきます。焦らず落ち着いて、適切なケアを行えばスーツを傷めずに済むため、しっかりとお手入れしてあげましょう。
##シミ
ホームケアでシミをきれいにするのは難しいです。早めに、クリーニングに出しましょう。しかし、繊維にシミが深く入りこんだシミの場合、クリーニングでも落とせなくなるため、応急処置の方法を紹介します。ジュース、コーヒー、醤油などの水溶性のシミは水を染み込ませ、布で軽く叩くようにして落としましょう。
口紅、ボールペンなどの油溶性のシミには、中性洗剤を少量染み込ませ、布で軽く叩くようにして落とすといいでしょう。ちなみに、強く擦るのは禁物です。生地を傷めたり、シミを繊維にすり込ませてしまい、さらに状態が悪化させてしまうので気を付けましょう。
##におい
においが付いてしまった場合には、アイロンのスチームを当てましょう。においと共にシワを伸ばすこともできるので一石二鳥です。アイロンスチームが手元にない場合には、シャワーを浴びた後の浴室に干すとアイロンと同じ効果があるため、代用できます。しかし、水分を多く吸ってしまうのでしっかり乾かすことを忘れないようにしましょう。ちなみに消臭スプレーは、短期的に状態を改善するだけのことが多いためオススメできません。使う場合には、注意しましょう。
#衣替えはクリーニングに出すだけで大丈夫?
スーツをクリーニングに出す回数に迷いますが、シーズン中に1回程度、シーズン終了後の衣替えに1回で十分です。頻繁過ぎると、型崩れの原因や生地に負担がかかり劣化の原因となるので、覚えておきましょう。また、クリーニング後に付いてくるビニールカバーの扱いには注意が必要です。ビニールが付いたままで保管してしまうと、湿気がこもり、カビやシミの原因となります。
#サイズが合わないだけで生地が傷むことも
自分の体型に合っていないサイズを着用すると生地を傷めてしまいます。原因はサイズが合わないことにより、スーツに余計な負荷がかかり、シワができやすくなるためです。また、タイト過ぎる場合には生地が擦れる頻度が上がるため、生地が傷みやすく劣化のスピードも早まってしまいます。サイズが合わないと感じた場合は、早めにテーラーにお直ししてもらうようにしましょう。
#お気に入りの1着を長持ちさせたいなら
スーツは、デリケートです。ダメージを受けやすいため、連日同じスーツを着用したり、放置することのないようにしましょう。傷んでいないようにみえても、知らぬ間に雑菌が増えて臭いを放っていたり、サイズが合わずシワだらけになっている可能性があります。お気に入りの一着を少しでも長持ちさせたい場合には、適切なメンテナンスを行い、お手入れを習慣化するといいでしょう。また、生地によってお手入れ方法が異なるためスーツを購入するときにお手入れの方法を事前に確認しておくと安心できるのでオススメです。
#オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」では、今回紹介したスーツを長持ちさせる方法を参考に、自分の求めるスーツスタイルのイメージをお話頂ければ、様々な提案を行い、お気に入りの一着を作るお手伝いを致します。柄やカラーだけでなく機能性の高い生地も用意しており、自分好みのオーダースーツを仕立てることができます。また、オーダースーツのため、コーディネートの相談やコンプレックスのカバーの方法など、どんなお悩みも解決致します。スーツを長く大切に着たい方は、ぜひ「オーダースーツSADA」を利用してみてはいかがでしょうか。
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担当スタイリスト | 高橋 |