襟は、スーツとあなたの雰囲気を決める 自分を引き立てるスーツの、襟の種類を見極めよう
2021年10月13日当時のものです。
公開から3年以上経過しています。
(1166日)
こんにちは!!オーダースーツSADA新横浜プリンスペペ店でございます。
今回は、当店で作られたお客様のスーツをご紹介したいと思います。
今回S三つ揃えでのお仕立て
ラペル幅(衿巾)を細くすっきりした仕上がりになっております
ジャケットの襟には部位ごとに名前がついている
① 襟(首の周りを囲んで、前胸もとで交差する細長い部分の事
② 襟先(着物の襟の先端部分のこと)
③ 襟幅(襟の幅のこと)
④ 襟羽開き(襟の開き角度)
⑤ 襟台巾(襟台の内側の巾)
⑥ 襟羽長さ(襟羽の付け根から、剣先までの長さ)
⑦ カラー(ジャケットの上襟のこと)
⑧ ラペル(ジャケットの下襟のこと)
襟の部位には、このような名前があります。
襟にも9種類の型がありますが、襟の型については後述します。
ラペルの幅による違い
ラペルの幅には、種類があります。その種類を紹介しましょう。
レギュラー
一般的のラペル幅は7.5cmから8.5cmとされています。
ナローラペル
ナローは細いという意味です。ラペル幅は6cmから7cmとされています。
ワイドラペル
ラペル幅は9cmから10cmくらいです。
10cm以上のラペルも存在します。ですが、ビジネスには不向きです。
自分に合ったスーツのラペル幅については、その時代の流行や廃りがあります。
また、スーツのバランスを見て、ラペル幅を決めると良いです。
肩幅や胸幅の広さには個人差があります。
大柄な方にはワイドラペル、体が細い方にはナローラペルが向いてるとされています。
自分の体形に合ったラペル幅を選ぶと良いでしょう。
トレンドを気にせず、長く着たいという方には、レギュラーラペルがオススメです。
ラペルの種類と特徴
「襟の部位ごとの名前」でも紹介したとおり、「ラペル」とは下襟のことです。
下襟にも、種類や特徴があるので、形により印象にも違いがあります。
その特徴を知ることで、自分好みのスーツやシャツをオーダーするときに役立ちます。
・ ノッチドラベル
「ノッチ」とは英語で、「V字型の切込み」を意味します。
上襟と下襟の縫い合わせ部分が直線で、下襟がひし形の形になっているのが大きな特徴です。
上襟と下襟の間にV字の切込みがあることが、名称の由来です。
最も一般的で、シングルのジャケットに多く採用されています。
ビジネスシーンでもカジュアルシーンでも対応可能です。
・ ピークドラペル
「ピーク」は「尖った部分」という意味を持ちます。
下襟の先端が斜め上向きに尖った形状である点が、最大の特徴です。
最大の特徴で、「ピークドラペル」はダブルスーツの襟として、良く採用されています。
優雅でドレッシーな雰囲気を醸し出す襟が、特徴となってます。
なので、冠婚葬祭などフォーマルな場での相性がいいでしょう。
・ セミピークドラペル
ピークドラペルより尖った形状を控えめにした襟が「セミピークドラペル」です。
ピークドラペルと比較して、下襟の角度が水平日数いており、剣先部分も少し丸みを帯びた形に仕上げられています。
ピークドラペルと比べて柔らかい印象を与え、フォーマルの雰囲気と共に、スタイリッシュな雰囲気を兼ね備えています。
ビジネスでもフォーマルっでも問わず、着用しやすい万能な襟となります。
下襟をラペルと言いますが、上襟をカラーと言います。カラーにも種類があり、カジュアルな「ボナバルトカラー」、フォーマルな「ジョールカラー」があります。
襟のバランスで印象が変わります。
そして見えにくい後ろの襟にも気を配ることが大切です。
襟に対する理解を深め、整った印象を与える着こなしをしましょう。
フラワーホールはどう使う?
「フラワーホール」について、ご存じない方もおられるのではないでしょうか?
多くのスーツジャケットに施されていますが、その役割や歴史について知らない方も多いと思われます。
フラワーホールとは、ジャケットの左側の襟(ラペル)にあけられているボタン穴(釦ホール)です。
フラワーホールとは、その名前の通り、花を挿しておく穴のこと。
起源は諸説ありますが、男性が女性に求婚したして花束を渡した際、承諾の意味でその花束の中から一輪取り出して、フラワーホールに差したことの名残という説が、知られています。
もっとも有力視されているのが、第一ボダンの名残であるという説です。
シングルボタンのジャケットは、かつて軍服によくみられる詰襟でした。
これが開襟シャツのように折り返され、不要になった第一ボタンは取り外されたものの、ボタンホールが残ったという説があります。
少ないですが、現在はフラワーホールがないジャケットもあります。
現在フラワーホールの使い方として、主に「社章」を取り付ける場所として使われることが多く、また「議員バッチ」や「弁護士バッチ」を取り付けることにも利用されています。
結婚式でのセレモニーやパーティシーンで、ラベルピンやブローチが飾られることも多いです。
楽しみとして「ラペルピン」を付けてみるのもいいでしょう。
ラペルピンとしては、フラワーホールの装飾品で、スティックタイプやブローチタイプ、チェーンタイプ、花の方とをした「ブートニエール」など、様々なデザインがあります。
またフラワー本来の使い方として、生花や造花を挿してみるのもオススメです。
ご自身の結婚式やプロポーズの際など、フラワーホールに花を挿すことで、ロマンチックな装いになります。
スーツのフラワーホールを上手に活用して、おしゃれを楽しんでみてはいかがですか?
シャツの襟にも種類がある
シャツの襟の形は、9種類もあります。
それぞれに特徴もあり、印象も変わります。
種類も多いので、一つずつ解説していきましょう。
1, スタンダードな「レギュラーカラー」
最もスタンダードな衿の形で、利用シーンを問わず、ビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広く使えます。
襟の開きの角度は75~90度程度のものが定番です。
おすすめ着用シーンは、「ビジネス」「面接」「冠婚葬祭」など、広く使えます。
2, 首回りがスッキリな「ワイドカラー」
レギュラーカラーより、衿の開きが広いのがワイドカラーです。衿の開きの角度は100~140度ぐらいです。
広めに襟が開いているので、首周りがスッキリと見えます。
首周りがスッキリと見えるため、肩幅が広めな人や、がっちり体型の人にお勧めです。
結婚式はもちろん、少しカジュアルなスタイルにも取り入れやすい形となっています。
オススメ着用シーンとして、「ビジネス」「ビジネスカジュアル」「結婚式や披露宴」「カジュアルシーン」となります。
3, 衿の開きがほぼ水平「ホリゾンタル」
ワイドカラーよりも笹に角度が広く、ほぼ180度に開いた衿をホリゾンタルといいいます。ノーネクタイで着用すると、綺麗なアーチ型を描くため、シャツ一枚でもジャケットと合わせて、スタイリッシュに着こなしが出来ます。
襟の開きが大きいため、細いネクタイの結び目では逆にアンバランスになります。なので、ホリゾンタルに合わせるネクタイは、太めで大きめの結び目がオススメです。
着用オススメシーンとしては「ビジネスカジュアル」「結婚式や披露宴」「カジュアルシーン」となります。
4, 襟の開きが大きい「カッタウェイ」
襟の開きが水平よりも広く190度程度あり、少し後ろにカットされた襟のことです。
ホリゾンタルより開きが大きく、少し小さめな襟がポイントです。
第一ボタンを外しても立体的に見えるため、カッタウェイの場合はノーネクタイがオススメです。
おすすめ着用シーンは「ビジネスカジュアル」「カジュアルシーン」となります。
5, 襟が小さい「ナローショート」
短くて小さな襟が特徴のスタイリッシュなデザインです。
「ショートPOINTカラー」や「スモールカラー」とも呼ばれています。
小さく控えめな印象なので、色柄によってはカジュアルなシーンで使われることが多い襟型です。
ドレッシーな印象もあり、結婚式の二次会などの気軽なフォーマルシーンにはぴったりです。
襟の主張が控えめなので、スリム体形や小柄な人にお勧めです。
ただ、細い幅のネクタイと合わせるのが定番の襟型なので、披露宴などのフォーマルシーンでは控えたほうが良いでしょう。
おすすめの着用シーンは「結婚式の二次会」です。
6, 襟先のボタンが特徴のボタンダウン
ボタンダウンは襟先の小さいボタンがポイントです。
以来、日本でも根強い人気ですが、もともとはイギリスのポロ競技からヒントを得ています。
第一ボタンをはずしてノーネクタイで着用することが多く、ネクタイなしでお襟元をボタンで止めることで、襟が左右に開きません。
比較的カジュアルな印象ですが、着用の際は襟先のボタンは必ず留めてくださいね。
おすすめの着こなしシーンとしては「ビジネスカジュアル」「クールビズ」「結婚式の二次会」になります。
7, 立て襟が特徴の「スタンドカラー」
スタンドカラーは襟の折り返しがないデザインで、首周りに沿った立て襟が特徴です。
ノーネクタイ出来ることを前提に作られた札なので、首周りはとてもシンプルです。
一枚で着ればすっきりした印象に、ジャケットと合わせればこなれた印象になるという、着こなしの幅の広さが魅力の一つ。
カーディガンと合わせてカジュアルに着こなすのもおすすめです。
オススメの着用シーンは「結婚式の二次会」「カジュアルシーン」です。
8,折り返した襟先が折れたデザイン「ウイングカラー」
ウイングカラーは首を包み込むように襟が立ち上がり、襟先が前に折れた襟型です。
小さく折り返した襟先が「鳥の翼」のように見えることから「ウイングカラーと名付けられました。
夜の正礼装である「タキシード」や「燕尾服(えんびふく)」と合わせるのに欠かせないシャツです。
ボウタイとコーディネートすることも多い襟型です。
華やかなお祝いの席にぴったり。
ボリュームのあるアスコットタイと合わせてもおしゃれな印象になります。
オススメの着用シーンは「結婚式や披露宴(真臘)」「二次会」「記念式典」に向いています。
9, 2つ並んだ第一ボタンが特徴の「ドゥエボットーニ」
第一ボタンが縦に二つ並んだ襟の形のことです。
台襟が高くデザインされていて、襟先までの長さも長くなっています。
襟が高く自立しているためノーネクタイでも襟元が綺麗に見えるのが特徴です。
ネクタイを締めてもエレガントで華やかな雰囲気になります。
首の長さが気になる人でも、首の露出が少ないため、目立ちにくくなります。
また、しっかりと襟がたって形をキープするため、首が細い人でも、首元が開きすぎず、気になりません。
おすすめ着用シーンは「ビジネス」「ビジネスカジュアル」「結婚式の二次会」になります。
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2ボタン シングルスーツ スリーピース
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担当スタイリスト | 高橋 |