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スラックスがほつれた時の応急処置 3選

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年6月1日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(533日)

こんにちは、オーダースーツSADA静岡パルコ店です

当店ではアフターサポートにも力を入れており、スラックスのウエスト修理永年無料は大変ご好評をいただいています。

スラックスやスカートの裾がほつれてしまった場合でも、お持ち込みいただければ無料でお直しをいたします。

スラックスやスカートを裏側を見ると、ごく細~い糸で繊維を掬って折り返し部分(ヘムといいます)をとめているのがわかります。

縫いはじめと終わりを重ねて縫っているので、日常的な着用やクリーニングなどをしても糸が抜けることは滅多にありませんが、何かの拍子に糸が引っ張られたり切れたりした場合、裾がほつれてしまうことがあります。

出ている糸を引っ張ると一気にほどけますので、そのままの状態で店頭までお持ちください。(一週間程度お預かりいたします)

さて、ここからはご家庭やオフィスでできる応急処置をいくつかご紹介します

裏側から安全ピンで留める

養生テープ、クラフトテープ(粘着力の弱いもの)


ソーイングセットで手縫い

濃紺のスーツの場合は黒い糸で縫ってしまったほうが目立ちません
応急処置なので縫い目は間隔大きめでOK!

ここからはおすすめではない方法です

生地に負担がかかったり条件によっては危険な方法をご紹介します

裾上げテープ

アイロンが必要、表側から見て綺麗に仕上がりますが、接着糊がある程度残るため後日ミシンでのお直しを希望される方にはおすすめしません

余った生地で試してみましたが、かなり綺麗にはがせてもこんな風になります

両面テープや布ガムテープ

生地がやや損傷します、粘着部分が残るとミシンでのお直しができなくなる可能性があります

瞬間接着剤

製品によっては生地が発熱し煙が上がります、やけどの危険もあり大変危険ですのでやらないでください

布用接着剤も接着した箇所の繊維が元に戻らなくなるため注意が必要です

さて、様々な方法をご紹介いたしましたが、お客様の緊急時にお役に立てましたら幸いです。

お買い上げのスーツで何か困ったことがありましたらお気軽にご相談ください!

(当店で修理をお受けできるのはオーダースーツSADAの製品のみとなりますのでご了承くださいませ)

それでは皆様のご来店を心よりお待ちしております