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スーツの印象を決めるラペルとは?襟の種類や幅で大きく雰囲気が変わります!

R.A様 女性

投稿日
最終更新日
この記事の内容は、
2022年7月12日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(890日)

特に既製品を購入する際には、ジャケットの襟の形までこだわってみているという方は少ないかもしれません。しかしながら、ラペルと呼ばれる下襟の種類や幅が変わると、見た目の印象は大きく変わってきます。おすすめのコーディネートなども併せて解説していきます!

こんにちは。

オーダースーツSADA 静岡パルコ店です。

本日は、R.A様がお仕立てしたスーツをご紹介します。

【担当スタイリストより】

この度は当店にて、スーツをお仕立て頂き誠にありがとうございます。

紺の表地と赤ストライプの裏地の組み合わせで高級感のある一着が仕上がりました。

他にも、ステッチやPP加工などR.A様の拘りがスーツの細部まで感じられます。

寸法もぴったりめをご希望とのことでしたので、少しゆとりを持たせつつスッキリとしたシルエットになるようお仕立て致しました。

是非、様々な機会で着用頂けますと幸いです。

R.A様、写真撮影のご協力ありがとうございました。

またのご利用、スタッフ一同心よりお待ちしております。

スーツのラペルとは下襟のこと

ジャケットの下襟部分であるラペルは、幅や角度の違いによって大きく印象が変わるスーツの重要なポイントの一つです。具体的にはどのような種類や違いがあるのでしょうか?

まずは、ラペルを知るうえで重要な2つの言葉について解説していきます。

1,ゴージライン

上襟と下襟をつなぐ縫い目のことです。

何気ないラインに見えますが、この位置や角度によって印象が大きく変わってきます。

ゴージラインが高い位置にあると、スマートな印象になります。逆に低い位置にあると、落ち着いた印象となります。

2,ノッチ

ゴージラインの先端にある「く」の字になっている部分を示します。こちらの形状も、さまざまな種類がある、ラペルを語るうえで重要なポイントとなります。

ラペルの種類で印象が変わる

1,ノッチドラペル

ノッチとは切り込みや刻み目の意味を示す言葉で、ゴージラインがまっすぐで、襟部分の刻みがひし形になったものです。

ビジネスシーンから冠婚葬祭まで幅広いシーンで着用することのできます。

シャープですっきりとしており、若々しい印象になります。

2,ピークドラペル

ピークドとは、先がとがったという意味を示す言葉で、下襟の先がとがって上を向いている形です。

こちらの種類は、ダブルスーツやフォーマルスーツで使用されることが多いです。

華やかでフォーマルな印象になります。

3,セミピークドラペル

ピークドラペルよりも下襟の角度を若干水平にカットした襟型で、剣先部分が少し丸みを帯びています。柔らかな優しい印象になります。

4,ノーカラー

その名の通り、ラペルのないタイプのものです。カジュアルな印象になるため、着用の場を選びますが、シャープな印象になります。

ラペルの幅にはトレンドがある

ラペルには、デザインだけではなく時代の流行に合わせてその幅もさまざまに変化しています。

ラペルの幅によってどのように印象は変わってくるのでしょうか?

1,ナローラペル

最大幅が8センチ未満のラペルのことです。

細身のスーツに多く見られる形であり、スタイリッシュで、スマートな印象になります。

ナローラペルでは、ゴージラインが高い位置にあるものが多いです。

2,ワイドラペル

最大幅が9センチ以上あるラペルのことです。

ナローラペルとはガラっと印象が変わり、クラシックな雰囲気になります。大人の着こなしをしたい人におすすめです。

ワイドラペルでは、ゴージラインが低い位置にあるものが多いです。

ラペルに合わせたコーディネートを考えよう

続いては、ラペルの種類や幅を生かしたコーディネートをご紹介していきます。

1,ノッチドラペル×ネイビースーツ

ノッチドラペルは若々しい印象になるので、若い世代に人気のネイビーとの組み合わせがおすすめです。ビジネスからフォーマルまで幅広いシーンで着用することのできる、万能アイテムです。

ワンポイントアドバイスとして、ラペルの幅とネクタイの幅を合わせると、よりきれいに見えます。

2,ピークドラペル×チャコールグレースリーピーススーツ

ピークドラペルの重厚感を生かすには、落ち着いたチャコールグレーの色と合わせるのがおすすめです。スリーピーススーツでよりおしゃれに着こなすことができます。特に高い年齢層におすすめのコーデです。スリーピースを選ぶことで、ビジネスシーンだけでなく、フォーマルシーンでも着ることができます。

3,セミピークドラペル×ライトグレースーツ

セミピークドラペルの柔らかい雰囲気を、ライトグレーのスーツで引き立てたコーディネートです。特に若い世代が着こなすと様になるコーデです。

4,ピークドラペル×ブラウンチェックスリーピーススーツ

パーティーなどの場面で、他と差をつけたいときにおすすめのコーディネートです。チェック柄はブラウンと相性が良く、落ち着いた雰囲気の中にピークドラペルを合わせることで、より重厚感が増します。

スーツはラペルにもこだわろう

お伝えしてきたように、ラペルはスーツの印象を決める上で重要なカギとなります。

スーツを選ぶ際には、色や柄、そしてデザインに目が行きがちですが、今回を機にぜひラペルにも注目してみてください。

既製品の場合には、すでに襟の形や種類が決まっており、その多くは、流行を重視したり、幅広い年代に合うものをあわせがちなります。それによって、自分が選びたいものが選べないということもあるかと思います。

しかしながら、オーダースーツであれば、自分好みのものを選ぶことができます。

今回の話を聞いて、興味を持った方はぜひオーダースーツを検討してみてほしいと思います。

オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?

オーダースーツSADAは、全国各地に店舗を構えるオーダースーツ専門店です。オーダースーツには大きく分けて、2種類あり、1つ目が既存の型から一人一人の体型に合った形に作り上げていくセミオーダーと、2つ目が採寸をもとに1から作り上げていく、フルオーダーです。オーダースーツSADAは、後者のフルオーダーを取り扱い、個々人の体型に合った形でスーツを仕立てていきます。

フルオーダースーツは、体型に合っているため、着心地の良さやフィット感は抜群であるという一方で、どうしても高くつくというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。

しかしながら、オーダースーツSADAでは、良質な商品をお手頃価格で提供しています。

その背景には3つの理由があります。

1つ目が、工場直販です。生地の仕入れから縫製、販売までの一連の作業を自社で行っているために、中間コストを削減して商品を提供することができているのです。

2つ目が、スケールメリットです。オーダースーツSADAでは、仙台と北京に工場を構え、毎日500着、年間12万着ものオーダースーツを製造しています。特に北京の工場は、海外のオーダースーツ青豊工場最大級の規模を誇っており、スケールメリットに加え、海外縫製のコストメリットも生かしながら、価格を抑えることを実現しているのです。

3つ目が、機械化・自動化による大量生産です。

通常であれば職人がおこなう工程を機械化により効率的に製造を進め、大量生産を可能にしています。

また、オーダースーツSADAでは、標準サービスやアフターサービスが非常に充実しています。

具体的にどのようなものがあるのかご紹介していきましょう。

1,大きいサイズの割増無料

サイズが大きくなっても割増料金は発生しないので、体格の良い方でも安心して仕立てることができます。

2,1か月以内のお直し無料

実際に着用してみて感じた不具合や、要望があれば、購入後1か月以内であればお直しを無料でおこなってくれます。

3,ウエスト等のお直しはずっと無料

ウエストのサイズ調整や、パンツの裾のほつれ、ボタンが取れてしまったといったお直しに関してはずっと無料で承っています。これも、長く大事に着続けられるポイントの一つだといえます。

4,選べる裏地やボタン

標準サービス内で、約20種類の裏地や、約15種類のボタンから自分好みのものを選ぶことができます。細部までこだわりを込められるのもオーダースーツの醍醐味と言えるでしょう。

5,採寸データを5年保存

一度採寸したら、そのデータは5年間保存され、2度目以降仕立てる場合には別の店舗で仕立てることや、ネット販売で購入することも可能となります。より手軽にオーダースーツを仕立てられるようになるのも魅力です。

シングル2釦  ノッチラペル / センターベント

生地素材
  • 【生地品番】 No. 7-1505
  • Wool 70% / Polyester 30% 
  • 紺 × ストライプ
裏地
  • キュプラ裏地
ボタン
  • 水牛釦
オプションその他
  • AMFステッチ
担当スタイリスト