自身のスーツへのこだわり
長い間スーツ業界で働いています。その中でブリティシュブランド、アメリカントラッドブランド、イタリアンクラシコブランドと幅広く経験してきました。それぞれ文化や気候、歴史、の違いからスーツに対する考え方の違いがあり、そのことは生地に関しても同じことが言えます。スーツは生地だけでなく縫製の仕方、芯地などの副資材を含めての一体感が重要になり、そのことを理解した上で生地選びや採寸することが重要になってきます。特にイタリアクラシコなどは服という概念よりも文化そのものと言えます。これは日本においては着物の文化と非常に似ています。
オススメ(得意な)スーツスタイル
スーツにおいては着る人それぞれのスーツを着る環境、状況、周りの人達がどんなスーツを着ているかでスーツスタイルは変わってきます。またスーツを作る時に動くことを考慮に入れた上でスーツを注文したほうが良いと思います。スーツを着用した時にずっとじっとしている方は少なく、椅子に座ったり、車を運転する方もいらっしゃると思います。その為、上着の肩周り、スラックスのヒップ・モモ周りは多少ゆとりを持って動きに対応出来るようにすることをお勧めしています。細く作りすぎて後から修理で大きくすることは難しいけれど、逆に小さくすることは可能な箇所が多いのも考慮に入れておいたほうが良いと思います。
SADAのオススメポイント
SADAのお勧めポイントは㈱オーダースーツSADAはオーダースーツ専業メーカーで、長年オーダースーツで培ってきた経験があります。一般的にアパレルメーカーは重衣料から軽衣料まで幅広く取り扱っていることがある中でオーダースーツに特化した事業を行っており、自社工場、オリジナル生地の開発、自社店舗まで、上流から下流まで一気通貫ビジネスで行うことにより素材、縫製、店舗運営まで自社で管理でき、ワンストップならではのメリットを活かし低価格で高品質な商品提供を可能にしたことです。また、他社にない100年近いオーダースーツビジネスの経験から常にお客様視点での改良を重ねることが出来たこともSADAのお勧めポイントです。
趣味・その他
趣味としては『読書』が趣味でジャンルは関係なく乱読しています。多い時は月に8冊ぐらいは読んでいました。お勧めの本は小説なら江國 香織は[情熱と冷静のあいだ]を読んで依頼ファンです、今まで読んで一番はまったのは須賀しのぶ 著 『革命前夜』です。是非 一読してみてください。ビジネス書でいうと一橋ビジネススクール教授の楠木 建さんが書いた『ストーリーとしての競争戦略』が面白かったです、目からウロコの内容でした。NIKEの創業者のフィル・ナイトが書いた『SHOE DOG 靴にすべてを』も面白かったです。最後にお勧めの図書館をご紹介します。麻布の有栖川公園の中にある東京都立中央図書館がイチオシです。