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ディティールが違うと印象が変わる?!vol.1

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年7月23日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(514日)

皆さまこんにちは、オーダースーツSADA立川店です(^^)

今回は同じ生地で仕立てた2着のディティールの違いを見ていこうと思います!

◎同じ生地=同じ印象なのか

◎ディティールが違うと印象が変わるのか

こちらの2点に着目して比較してみましょう👀

早速ですがまずはスーツの紹介からまいります。

こちらは立川店スタッフの私物スーツです。たまたま同じモスグリーンの生地で仕立てていて、思わず笑ってしまいました😂((お揃いにしたわけではなく偶然です!笑

同じ生地ですが、パッと見て分かる違いと、よーーーく見ないと気が付かないディティールの違いが大きく分けて5つあります。皆さまどこか分かりますか??

まずはパッと見てすぐ分かる違いからまいります。

①裏地

一目瞭然ですね!裏地の柄の違いもありますが、裏地の付き方も異なります。

右は“総裏”、左は“背抜き”での仕立てです。

総裏はスーツの基本スタイルです。汗や皮脂などのダメージを直接表地に与えるのを防ぎ、厚みをもたせて美しいシルエットを作り出す役割もあります。

一方背抜きは背中の部分に裏地がない分、通気性に優れていて涼しく、ジャケット自体の重量がやや軽くなります。高温多湿な日本では背抜きで仕立てる方も多いです。

柄は右が“和柄”、左が“チェス柄”です。

裏地の柄が違うだけでかなり印象が変わるのではないでしょうか??若干ですが表地の見え方も変わってくるように思います。

右は表地が無地でシンプルだからこそ、裏地で遊び心を取り入れました。アースカラーがコンセプトの1着なので、緑や茶系を取り入れた自然あふれるこちらの裏地、お気に入りです!🌳🍃🏔

左は表地の緑がより映えるよう、裏地も緑で統一しました。心なしか右より左のスーツの方が緑に見える気がするような、しないような、、??👀

着用していると裏地が見えることはほとんどないですが、どんな印象を与えたいか、どう着用したいかで裏地を変えてみると、同じ生地で仕立てても全く異なる仕上がりになります。

ぜひ、お仕立ての参考にしてみてください(^^)♪

vol.2もお見逃しなく!!

皆さまのご来店、お待ちしております!