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ディティールが違うと印象が変わる?!vol.3

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年8月1日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(471日)

皆さまこんにちは、オーダースーツSADA立川店です(^^)

ディティールの違いについて、第三弾!

まずは前回のあらすじを軽くおさらいしましょう。

同じ生地で仕立てた2着のディティールの違いについて、“同じ生地=同じ印象なのか”“ディティールが違うと印象が変わるのか”に着目して比較しました。

詳しくは ディティールが違うと印象が変わる?!vol.1vol.2をご覧ください👀

過去2回『裏地の違い』『衿型の違い』についてご紹介しましたが、まだまだ違いがございます。大きく分けてあと3つの違いがありますが、皆さまお気付きでしょうか?

早速ですが、3つ目の違いをご紹介いたします。

③腰ポケット

左は“標準仕様(平行)のフラップポケット”、右は“スラントチェンジポケット”でのお仕立てです。

平行のポケットは一般的なデザインです。比較的ゆったりとしたシルエットが好みの方は平行のタイプを選ぶと、ウエストラインの強調が少ないので着用しやすいかと思います。腰ポケットのディティールでサイズ感が変わるわけではないので、お好みでお選びください(^^)

一方スラントポケットは、ポケットの形状がハの字にように斜めになっています。斜めの形状ゆえに、シルエットがシャープに見える為、細身に見せたい方にオススメです。

さらにチェンジポケットは、ブリティッシュスタイルのスーツに見られる形状です。「チェンジ」とは英語で「小銭」を意味し、本来は小銭などを入れる為に用いられたそうです。現在は飾りで付ける方が多いデザインですが、チェンジポケットを付けることで長い丈のジャケットが野暮ったく見えないようになります。ブリティッシュスタイルがお好きな方は是非!!

ポケットの角度によってサイズだけでなく視覚的にもスッキリ見せることができるので、スーツの柄や用途に合わせてポケットのディティールも変えてみるとおもしろいですね👍

余談ですが、屋外と屋内でフラップ(蓋)の有無が明確に区別されている為、フラップ付きのポケットの場合、屋外ではフラップを出し、屋内ではフラップを中にしまうことが一応のマナーです。

ただ、絶対にそうしなければならないわけではなく、ポケットに物を入れたり、左右でフラップがちぐはぐになっていなければあまり問題視されません☝

既製品のスーツですと最初からディティールが決まっていますが、オーダースーツSADAでは腰ポケットのディティールもご自身でお選びいただけます。

是非、細部にまでこだわった自分だけの1着をお楽しみください✨

vol.4もお見逃しなく!!👀