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春夏生地と秋冬生地・・違いはなに??

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最終更新日
この記事の内容は、
2023年9月5日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(470日)

皆さまこんにちは、オーダースーツSADA 立川店です。

まだまだ暑い日が続く今日この頃ですが、そろそろ春夏生地販売も終了し、

秋冬生地へ入れ替えの時期が近づいてきました!!

本日は何かと聞かれることが多い、春夏生地と秋冬生地の違いについて

取り上げていこうと思います。

簡単に違いを説明しますと、当社ではいろいろな生地をお取り扱いしておりますが、

大体、秋冬生地は綾織。

春夏生地は平織、となっております。

もちろん薄さや使っている繊維の量も違いますから、

単純に春夏物は薄い、秋冬物は厚いと言ってますが実は織り方も違うんです。

まずはこちらが秋冬生地サンプル↓ (綾織)

生地の表面が斜めに織られているのがおわかりになるでしょうか??

密度のつまった保温性の高い織り方になります。

こちらが春夏生地サンプル↓  (平織)

こちらは生地がでこぼこと縦×横に織られています。

昔ながらの経糸に緯糸を通すという荒めの織りで通気性が高い織り方になります。

これは秋冬生地の見本ですが、色柄も秋冬らしい柄で生地も少しふかっとした感じですね!

こちらは春夏生地の見本ですが明るめのストライプなどの夏らしいサラッとした質感も見て少しはわかるかなと思います。

ただぱっと見では判断がつく方はあまりいないので、よく聞かれる

『他の人からどの季節のスーツか見てわかっちゃいますか??』

というみんなが気になる質問にお答えするならば・・・

「あんまりわかる方は少ない・・けどわかる人もいる・・・」とあいまいな答えになります。

ぱっと見ではわかりにくいですが、スーツとして仕立てると生地の薄さはわかりやすくなりますし、

織り方が違うので、全体の雰囲気も違ってはきます。

しかし、やはり人のスーツをそこまでじろじろ見てくる人はあまりいないですし、

見た目にはわかりずらいですね。

ただ生地の通気性、保温性の違いは確実にありますから、

秋冬物は夏場は暑いですし、春夏物は冬場はとてもスース―して寒いです。

特に自分が感じるのは下半身ですね・・・

パンツが冬は寒いです。夏物の通気性をなめてました・・・。

そして夏は夏で秋冬物を着ていると、とても蒸れる!!

夏は湿気が多く、冬は乾燥する日本ではなかなか一年中同じスーツは厳しいものがありますね・・。

大丈夫だよ!!というかたもいらっしゃるとは思うんですが・・・

季節感を大事にスーツの衣替えをすると、着心地、体温調節が楽・・・!!というメリットがあります。

冬にいくら着込んでも寒い!下にヒートテックでぼこぼこになって動きにくい。

夏場に少し外出るだけで一瞬で汗をかく、ムシムシするなどの

これまでそういう季節だから仕方がないと思ってたものが少し解消されるかもしれませんよ!!

是非その季節に合ったスーツ選びと衣替えをしてみてください”!

当社では基本、春夏生地と秋冬生地を一年でシーズンを分けて販売しております。

ご来店の際にそれぞれの入荷時期などお問い合わせください。