梅雨に向けたスーツの保管方法
2023年6月9日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(525日)
オーダースーツSADA富山店です。
梅雨や夏に向けたメンテナンスのご案内です。
ブラッシング―――――――――――――――――――――――――――――――
スーツの原料はウール。その特徴である復元力、
吸湿性から「呼吸する繊維」とも言われます。
しかし、ほこりなどがたまると、その機能性が失われ、
スーツの寿命も短くなってしまいます。そこで、日々の
メンテナンスとしてブラッシングが重要になります。上から下に、毛並みに沿って
ブラシをかけます。ジャケットは衿や肩回り、スラックスは裾から下が汚れやすいので、
重点的に。
休息ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1日着用したスーツは、2日以上休ませるのが理想です。
同じものを毎日着続けるのは、衛生的にも良くないだけでなくスーツの劣化を
早めてしまいます。
特に夏場は汗をかく為スーツに大量の水分が溜まります。
そのまま着用されると匂いや汚れの原因となります。
保管ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
風通しの良いところに保管してください。除湿剤の利用も効果的です。
特に、長期の保管の際は湿気や汚れが原因で、虫食いなどが起こりやすいです。
ジャケットは厚みのあるハンガーにかけましょう。
型崩れの防止に繋がります。 もちろんポケットに物は入れずに保管がおすすめです。
スラックスは、クリップ付きのハンガーに裾を上にして吊るします。
そうすることで、シワが軽減され、クリースが綺麗になります。
型崩れの原因になる為、着用時、保管時共にポケットには物を極力入れないように。
ウール素材は、このお手入れで長持ちします。
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是非、お気に入りのスーツを長くお使いください。
また、店頭でもアドバイスさせて頂きます。
ご来店お待ちいたしております。