「ウール」って何者?
この記事の内容は、
2023年8月4日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(471日)
2023年8月4日当時のものです。
公開から1年以上経過しています。
(471日)
皆様こんにちは。
夏真っ盛り。
日本の夏は世界的に見ても本当にあっつい。
気を付けないとあっという間に脱水や熱射病だったりと体調を崩してしまいますね。
スーツの生地で「ウール」をお勧めさせていただいてますが、セーターのイメージが強いので冬に着る生地という印象になりがち。
でも、機能性の高く春夏秋冬とお使いいただきたいんです!!
「そんなに推すなら、何が良いの?」と、いうことでちょっと嚙み砕いた説明を作ってみました。
調湿を自動でしてくれるので「呼吸する繊維」と言われていますが、日本の真夏にスーツが嫌われるのは湿度の高さから調湿が間に合わない為、熱が上手く逃げず、暑くて着用出来ない。スーツの本場と言えるヨーロッパとは環境は似ているのに「湿度」の違いのせいで真夏の着用が難しいとは…
洗濯もしづらく、着用後はブラッシングをして手入れもしなきゃいけないと、メンテナンス部分が面倒な欠点もありますが、
衣服に限らずインテリア(カーテンや絨毯)にも使われ、天然素材で環境にも優しい素材。化学繊維にはない沢山の機能があるからこそ、今日まで愛用されてる素材と言えるのではないでしょうか。
今はクリーニングに出されたりしてメンテナンスをされてる時期だとは思いますので、お手入れの時期だからこそ上手な「ウール」の付き合い方を模索して、秋口からのスーツライフを充実されては如何でしょうか?