生地の違い
皆様こんにちは。
新しい年度(4月)を迎えるのに環境が変わる方(入学・新社会人)はご準備で忙しくされてる方も沢山いらっしゃるのではないかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
現在、店頭に並べさせてもらっている生地は春夏生地が中心になっておりますが、季節の変わり目なのもあり、お客様に「春夏と秋冬はどう違うのか」とのご質問をいただきました。
そこで、生地の違いについて簡単にお話しようと思います。
織り方や原毛の太さ、糸の太さ等で生地の質感が変わりますので、春夏生地は織り方も密度が低く、細い糸を使用して作られた生地が多いので、艶感があり、さらりと薄い通気性が高い生地が中心で、秋冬は織り方の密度が高かったり、太い糸を使用して作られた生地が多いので、ふっくらとした厚めの気密性が高い生地が中心になっています。オールシーズン生地は春夏・秋冬の中間位の厚みになってるのもが多いです。
イラストの中心に使用期間の範囲の目安を書いてみましたが、生地によっては春夏でも厚みのある種類があったり、秋冬でも薄い種類があったりしますので、厚みによっては春夏・秋冬関係なく着れる期間の長さも変わってくるかと思いますので、生地感・色・柄を見ながらスーツのシーズン分けをしておくのも良いかもしれません。
ただ、写真では色柄は伝わっても厚みや質感が伝わらない…
なので、着用シーズンのご相談は勿論、生地の感触を体感していただけたらと思いますので、是非店頭に足を運んでいただけたらと思います☺☺☺