スーツの袖ボタン

皆様こんにちは。

気温の上昇と共に草花も芽吹き咲き始め、彩が増えて華やかな季節になってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？

先程「華やか」と申しましたので、「華やか」と言えばスーツの華やかさを出すポイントである袖ボタンについてお話しようと思います。

たかが釦…とは思われがちですが、さりげなく華を飾るポイント。

機能は付けられた当初は「汚れた顔を袖で拭わないようにする為」と言われていますが、今は飾りだけの存在になってます。

ボタンの数が3つはスッキリな印象に。4つで華やかさをプラス。５つはボリュームが欲しい方にオススメです。更にくっつけて並べた状態の「キッシング」からぷっくり立体的な「重ね付け」で存在感を出したりと色んな形や付け方があるんです。艶感があったり、厚みのあるボタンでドレス感を出されるのもいいですし、濃い目の色合いでマットな感じのボタンは落ち着いた雰囲気を出してくれます。

ボタンホールの使用も閉じられた仕様の「開き見せ」が多いですが、ボタンを開閉できる「本切羽」使用だと、わざと1つ外してみたり、折り曲げたりして腕周りに変化を付けることができるのでこちらもオススメしたいですね。

腕周りの小さなポイントだとは思いますが、腕や手は良く動かす場所でもあるので特に目に留まりやすい「手」から近い部分でもあるので、さりげないながらも個性がきらりと光るポイントになりますので「たかがボタン」と言わず「されどボタン」の意識でお選びいただけたらと思います。

使用シーンによっては重くなりすぎて派手になり過ぎたりすることもあるので、ご注文の際は店頭スタッフご相談くださいませ。お客様に合ったバランスを考えて袖ボタンをご提案させていただきます☺☺☺