シャツとスーツの組み合わせは難しい!失敗しないためのコツやシャツの基本知識を紹介
H様
2022年3月22日当時のものです。
公開から2年以上経過しています。
(1002日)
まずはオーダースーツSADAの新横浜プリンスペペ店にお越しいただいたお客様の素敵なオーダーメイドスーツをご紹介します。
この度オーダースーツSADA横浜店をご利用頂きましたH様。誠にありがとうございました。サイズ感もバッチリで、格好よくお仕立てさせて頂きました。
シャツにはどんな種類があるのか
スーツに合わせるシャツは、相手に与える印象に影響するためとても重要です。近年ではクールビズが始まり、ジャケットを着用しない期間が増えたため、シャツに対する注目度が増しています。シャツの種類は豊富にあるため、まずは基本的な襟の種類について紹介します。
レギュラーカラー
レギュラーカラーは、定番の襟の形といえます。着用シーンを選ばず、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く着用できる優秀な形のため、迷った場合にはこのレギュラーカラーを選択するといいでしょう。気になる襟の開きの角度は、75~90度程度のものが多く、開きが狭いため、真面目で誠実な印象を与えることもできます。
ワイドカラー
レギュラーカラーよりも襟が左右に程よく開いている形です。襟の開きの角度は100~140度くらいで、やや広めに襟が開いているぶん、首周りがすっきりして見える効果があります。肩幅が広めの人やがっちり体型の人の場合には、すっきり見えるため気になる部分をカバーしてくれるのでオススメです。癖がないため、ビジネスから結婚式や披露宴など幅広いシーンで着用可能です。
カッタウェイ
襟の開きが水平よりも広く160~180程度あり、少し後ろにカットされ、ホリゾンタルよりも大きく開いている形です。ちなみに、180度のものはホリゾンタルといわれています。少し小さめな襟がポイントで、首周りがスッキリと見えるため、スタイリッシュでクールな印象を与えてくれます。クールビズと相性が良く、ノーネクタイで着用すると知的にかっこいいスタイルに仕上がります。ボタンダウン
一番の特徴は襟の先端に小さいボタンが固定されている点です。元々はスポーツが由来していることもあり、比較的カジュアルな雰囲気のため、ビジネスでの着用ではなく、ノーネクタイや、カジュアルなシーンで着用するとオシャレに仕上げることができます。着用の際は襟先のボタンは必ず留めるよう注意しましょう。
ラウンドカラー
襟の先端が丸くカーブしており、剣先を丸く切り落としたと認識できる衿型」を、ラウンドカラーと呼びます。丸みを帯びたデザインのため、柔軟さや安心感など優しい印象を与えます。カッタウェイやワイドカラーの中間に位置し、披露宴などフォーマルな場でも着用することが可能です。
タブカラー
左右の襟を繋ぐ紐ダブ(紐)が付いている衿型です。ダブカラーでネクタイを締めると、下から紐をかけることでネクタイをより立体的に見せ、引き締まった印象を与えることができます。ラウンドカラー同様、披露宴などフォーマルな場でも着用することが可能です。ちなみに襟の形は2種類あり、襟先が尖っている”レギュラータイプ”と襟先が丸い”ラウンドタイプ”が存在します。ネクタイを締めることで成り立つデザインのため、クールビズなどのノータイスタイルには向かないので覚えておきましょう。
シャツの色柄によって印象が変わる
シャツの種類をおさえたところで、次に気にしたいのはシャツの色や柄です。この組み合わせによっても、与える印象が変わったり適したシーンで着用すべきデザインもあります。相手に与える印象はとても重要です。しっかり予習しておきましょう。
シャツの色
定番色は、白やサックスブルーなどの爽やかなカラーです。どんなジャケットにも合わせやすいため、組み合わせに悩んだ時には、この2色を選ぶといいでしょう。ややカジュアルなシャツを求めている場合には、グレーなど肌馴染みが良く、どんなジャケットでも合わせやすい色もオススメなので試してみてはいかがでしょうか。
シャツの柄
スーツのジャケットと傾向は似ており、シャツにおいても”ストライプ”や”チェック”が主流となります。ストライプは、縞模様の柄で、線の太さや本数、色でとても表情が変化します。幅が太くなればなるほど、カジュアルな印象が強くなり、スーツと合わせるのが難しくなります。間隔が狭すぎないピンストライプは、正統派な印象なため、シーンを選ばず上品に仕上がります。チェックは、白地に縦横同じ太さの薄い格子が入ったシンプルな格子柄か、ギンガムチェックが代表的です。ギンガムチェックはカジュアル度が高いため、フォーマルな冠婚葬祭での着用は避けましょう。カジュアルなパーティーなどで着用するとオシャレに仕上がるので、適切なシーンで選ぶことをオススメします。シャツの柄の注意したい点としては、すでにジャケットに柄が入っている場合には、柄と柄を組み合わせてしまうと、くどい印象を与えたり、派手な印象に繋がりかねません。スーツとのバランスを確認しながら、適切なセレクトをしましょう。また、柄の大きさによっても印象が変わります。例えば、柄が大きい場合には、カジュアルな印象になり、柄が小さくなれば上品でフォーマル向けな印象になります。
スーツとシャツの組み合わせに悩まないためのポイント
スーツスタイルでシャツとの組み合わせに悩んだ経験がある方は多いのではないでしょうか。悩まないためのポイントがいくつかあります。まず、1つ目は柄と幅を合わせないことです。スーツと同じ柄や幅を選ぶのは、一見相性がよいと思われますが、同じ柄幅のシャツを合わせると、くどくゴチャゴチャした印象になってしまうため、避けた方がいいでしょう。2つ目は、シャツとジャケットでは濃淡をつけることです。同じ柄でも大小など強弱をつけたり、色味も濃い薄いと差をつけることで、全体のバランスをとることができます。意識するとすぐに気を付けられるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
忘れてはいけないネクタイの存在
最後に、ネクタイとのバランスをコントロールすることを忘れないようにしましょう。スーツとネクタイとシャツの色や柄の組み合わせをする場合、柄のアイテムは2つまでにすることを意識しましょう。2つ程度なら落ち着きのあるオシャレなスーツスタイルに仕上げることが可能です。また、柄のアイテムを2つ用いる場合には、色の系統を合わせると、気品が保たれて、好印象になるのでオススメです。色味の組み合わせはとても重要になるため、自信がない時は友人やオーダースーツを作る際に事前に店員さんに相談してみましょう。
シーン別おすすめの着こなし
ここではビジネスとカジュアルなシーンに分けて、おすすめの着こなしを紹介します。
ビジネス編
ビジネスで着用する場合には、同系色で濃淡をつけて組み合わせるのがオススメです。例えば〔濃いネイビー〕スーツ>ネクタイ>シャツ〔淡いサックスブルー〕グラデーションを作ると、上品かつキレイなコーディネートに仕上げることができます。主張しすぎず、清潔感があるので商談の場などで活躍できるでしょう。
カジュアル編
反対色の組み合わせも上級者向けですが、オススメです。ブラウンのスーツに水色無地系のシャツやネクタイの組み合わせは、一見バランスが取れていないように思いますが、アースカラーで肌馴染みがいいため、落ち着きのある柔らかい印象を与えることができます。ビジネス向きではありませんが、パーティーや披露宴などで着用するとオシャレを楽しむことができるでしょう。
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」とは?
オーダースーツ専門店「オーダースーツSADA」では、今回紹介したスーツとシャツの組み合わせをはじめ、自分の求めるスーツスタイルのイメージをお話頂ければ、様々な提案を行い、お気に入りの一着を作るお手伝いを致します。柄やカラーだけでなく機能性の高い生地も用意しており、自分好みのオーダースーツを仕立てることができます。また、オーダースーツのため、コーディネートの相談やコンプレックスのカバーの方法など、どんなお悩みも解決致します。スーツを長く大切に着たい方は、ぜひ「オーダースーツSADA」を利用してみてはいかがでしょうか。
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